3月のご予約状況と2月までのイチゴの栽培状況

最高気温度13度、最低気温マイナス2度日の出6時24分、日の入り17時35分。
 
大変申し訳ありませんが、3月25日までは、ご予約の定員に達しましたので、ご予約をお受けできません。
3月のご予約に付いて
 3月は、イチゴの成り疲れが予測されますので、ご予約の受付をを通常の約半分ぐらいで止めておきます。成り疲れが少ない時は、土日の5〜6日前に予約の追加受付をいたします。
 昨年からご予約が多く、完全予約制になってしまい、それも約1月前以上にご予約が入ってしまいました。1月先のイチゴの収穫量を予測するのは、天候やイチゴの生育状況が異なるのでに苦労しております。
 昨年は、4月上旬の土日1週間のみ、収穫予測を誤りお客様に大変ご迷惑をおかけいたしました。
 通常、いちご狩りのご予約が取れないときは、他のいちご狩り園をご利用されるケースが多いようです。
 そのような中、多数のお客様が、予定を変更してまでご予約を取りご来館いただけることは、非常に嬉しいことです。心からお礼申し上げます。
 開園2〜3年は、お客様も当館にご来館されるときは、さしたる期待もなくご来館されておりました(笑い)。
 しかし、現在は皆様が昨年より、前回より、評判通りの美味しいイチゴを期待されてご来館されます。
 毎日大きくて甘いイチゴの栽培を目指しておりますが、天候や生育状況により粒が小さかったり、甘さが不足したりすることもあります。
 その時は、ご理解宜しくお願いします。
 
12月から2月までのイチゴの栽培状況。
 12月は、夜令処理の失敗により例年より収穫が遅れて、12月末の収穫となりました。毎年お歳暮にご利用いただいているお客様には、一部お年賀に切り替えていただきました。
1月の栽培状況。
 夜令処理の収穫が送れ、普通処理のイチゴと収穫時期が同じになりました。栽培条件を種種改善した結果、イチゴの実は例年より大きくなりました。中旬は若干甘さが不足していました。急遽、15日頃から栽培条件の変更すると、徐々に甘さが増してきました。
 2月の栽培状況
 例年、1番目の収穫と、2番目の収穫は、間が空くのでが普通です。
今年は天候の影響で、イチゴが休まずに収穫が続きました。しかもイチゴの粒が大きく甘さも十分でした。収穫の休みが無いと言うことは、花が常に出ているために新しい葉が出てくるタイミングがなくなってしまっています。
 このため、当館のイチゴの葉はまだ昨年の古い葉が多いです。新しい葉が出てこないため、イチゴの成り疲れが出てきそうです。
 成り疲れをさせないために、種種の改善をしておりますが、難しいでしょう。3月の中旬から末にかけて、成り疲れが出てきそうです。早く新葉が多数出てイチゴの株が大きくなることを祈っております。
 3月の収穫予測
 成り疲れにより、全体的にイチゴが少なく、粒も小粒でしょう。出来るだけ、大きく甘いイチゴをご提供できるように改善を進めます。
 4月・5月の収穫予測。
 成り疲れを回復させたい。温暖化対策の天窓追加により、昨年より高品質のイチゴの収穫が期待できる。
 病害虫の発生状況
9月から1月までは、害虫の発生は見られなかった。
1.アブラムシの発生はゼロ。
2.オオタバコガの発生は12月から一部発生。
3.ダニは、2月中旬に発生。
4.オンシツコナジラミは、2月より極一部発生。
5.サビダニが2月20日頃に発生。
6.スリップス(ミカンキイロアザミウマ)は、発生なし。
7.ショウジョウバエの発生はなし。
2月に次々と害虫が発生してきた。アブラムシ、ダニ、オンシツコナジラミは、粘着くんで絶滅は出来なくても、増殖を抑える予定。昨年の経験を生かす。
しかし、サビダニは粘着くんが効かないので、サビダニが発生しているイチゴの株は抜いて除去する。この対策でサビダニの拡大が抑えられるか疑問である。しかし、対策が無い以上、出来る限りの方法をテストするしかない。
 4月に入ると、スリップスやショウジョウバエの発生が心配される。発生しても、これを駆除する生物農薬は無いので発生を防止するしかない。
 9月から11月までは、病気の発生なし。
1.11月に芽枯れ細菌病になる。今まで7年間この病気にならなかったが、栽培条件や化学農薬を使わないことにより、発生したと思われる。この細菌により、花が受精しない物が多数発生。
2.灰色カビ病は、所々に見られるが、拡大の心配はない。
3.うどんこ病は発生していない。
毎年、化学農薬を使用しないことにより、数々の病害虫が発生する。新しく発生する問題と、昨年からの課題と二種類あります。
 インターネットで無農薬をされている所を調べるのですが、どのように病害虫を駆除されているかなど書いてあるところはありません。
 やはり、自分で手探りで解決するしかないようだ。
 昨年は9月から閉園の5月まで化学農薬を使用しないですみました。今年の害虫の発生状況では、化学農薬を使用する時期が早く来るかもしれない。しかし、5月の最後の最後まで、化学農薬を使用しないよう頑張ります。
 写真1は、古い葉が多い、章姫。新葉は、中心の3〜4枚です。
 写真2は、ダニの発生箇所に手で粘着くんを散布。毎週一回、いちご狩りハウス全体も動墳で粘着くんを散布する。

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