いちご狩りハウスの蕾の調査と花芽分化の状況。
最高気温22度、最低気温14度
各イチゴの出蕾の状況と花芽分化の状況の調査。実態顕微鏡で花芽分化の状況を調査しました。ほとんどの品種が目で見て分かるレベルで、蕾が形成されていました。大まかには下記の様な出蕾の状況です。
夜令処理 出蕾予定 10月20日から10月末頃
普通処理 出蕾予定 10月末から11月5日頃
先週から、出蕾が見られる品種もあります。夜令処理の紅ほっぺが一番早く、もう70パーセントぐらい出蕾しています。
夜令処理の品種は、判断を誤り夜令処理を早めに中断して定植したので館長の計画より出蕾が遅れています。
普通処理の品種は、例年より夜温が低いため館長の計画より出蕾が早いです。
あかねっ娘(ももいちご)は、夜令処理より普通処理の方が早く出蕾思想です。夜令処理のあかねっ娘(ももいちご)を定植した後の肥料濃度が高すぎたのかもしれません。
写真1は、大きくなった章姫。葉の枚数も増え株も大きくなり、だんだん白いマルチが見えなくなってきました。もう少しすれば、出蕾し、花が咲くでしょう。
写真2は、花芽調査の実態顕微鏡。毎年役にたっています。左手前が、実態顕微鏡で調べた各品種のイチゴのクラウン。