いちご狩りや通販のお客様、イチゴを残留農薬の検査に出しました。

最高気温8度、最低気温1度
 12月の収穫が遅れる中、収入が減るので残留農薬の検査を省略したかったが、お客様のために自分が栽培したイチゴの安全性を確認したくて今年も検査することにした。
 定植後化学農薬を使用していないので、残留農薬が検出されることは無いと思うが、学校の試験と同じで何か戻ってくるまで不安感がある(笑い)。 
 まだ収穫の少ないイチゴをかき集めて、今年も茨城県にある環境研究センターに大枚をはたいて残留検査に提出いたしました。
 検査項目は昨年と同じ200項目です。しかし21項目が代わっておりました。現在使用されているイチゴの農薬を増やしたそうです。
 昨年館長が、調べて所どこの検査機関もイチゴで主流の化学農薬をあまり調べていないようで、主流の化学農薬が少し抜けておりました。
 今年も、当館が定植前に使用した化学農薬が検査項目に含まれているかを農業大学の研修生と入念にチェツクしました。
 昨年同様、殺虫効果が高いアファームとコロマイトが抜けておりました。理由を聞いたところ、200項目はガスクロマトで一括検査が出来るとのこと。出来なかった2点の化学農薬は、液クロマトで一品ごとに行うので高いそうです。
 今年も、アファームとコロマイトの二点は、追加費用2万9千円を払って検査してもらうこととした。
 昨年ポジティブリスト制が施行されて残留農薬検査費用も少し安くなったが、まだまだ高い。今後もっと安くなり個人でも安く残留農薬検査が出来るようになってほしいと思う。
 写真1は、残留農薬検査に提出したイチゴ。甘くて美味しいイチゴを検査でつぶすのは忍び難い!イチゴさん、これも重要な役目です、ごめんね!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA