いちご狩りの食の安全と安心を考慮した生物農薬散布状況

最高気温15度、最低気温8度
 当館は、食の安全と安心を確保するために定植後(10月末)から化学農薬を使用しないようにしております。そして12月上旬に収穫できた当館のイチゴを残留農薬検査機関に送り、残留農薬がゼロであることを確認しております。
 館長は最終的には、安価な無農薬(残留農薬ゼロ)を目指しております。しかし現状では、無農薬(残留農薬ゼロ)自体達成することが難しい状況にあります。
 そこで、どんなに手間隙がかかろうがどんなにコストがかかろうが、まず無農薬(残留農薬ゼロ)を実績として達成しなければ前進しません。
一度達成できれば自信になり、更に前進して安価な無農薬(残留農薬ゼロ)が達成できると考えております。
 昨年は3月25日で病害虫に負けて、化学農薬を使用しました。
 今年は、何としても5月まで化学農薬を使用したくない。
 今シーズンも害虫に対して、様々な対策と約500時間の粘着くん散布時間、粘着くん(26本;約5万円)、天敵(スパイカル8本;約5万円)と館長の予想以上のコストがかかりました。しかし館長が満足できるぐらい害虫を完璧にゼロの状態に出来たと思っております。
 次に問題になるのが、うどんこ病です。3月の親株の状態から、7〜9月の苗採りの状態まで約7月間、完全にうどんこ病を封じ込めました。
これから、5月までうどんこ病を出さないように最新の注意と対策が必要となります。
 この10月から5月までの8ヶ月間は、ボトピカの散布とタフパールの散布を行い、うどんこ病の発生と絶滅を図ります。
 ボトピカ(うどんこ病が発生する前に、別の無害の菌で葉や実などを覆ってしまう)は、古い葉はもちろん、新葉に必ず散布しないとうどんこ病を防げない。
 タフパール(うどんこ病やタンソ病の菌が極微量であれば、食べて絶滅させる)は、生存期間が約2週間と短い。このため最低10日間に一回は散布しなければならない。
 ボトピカとタフパールの製造メーカーは、両生物農薬とも化学農薬との併用で効果があるとしている。当館は、化学農薬を使用しないことを決めている。そこで化学農薬を使用しないでうどんこ病を発生させないために、メーカーの推奨散布サイクルより短い間隔で両生物農薬を使用する。この方法でうどんこ病を防除出来なければ、化学農薬の使用を認めざるを得ない。
 昨年は、ボトキラー(ボトピカの前の生物農薬)のみで3月25日までうどんこ病を防除できた。そこで今年は、ボトピカにタフパールを追加して5月までの化学使用を抑える狙いです。
 昨年は10日に一回ボトピカを散布しましたが、今年は万全を期して一週間に一回とし、さらに散布量を増やしました。この数年で、散布箇所や圧力、散布量など貴重なノウハウも随時習得できてきた。
 皆さんも、化学農薬を使用しないで残留農薬ゼロのイチゴが収穫できることを影から応援してください。
 今日は、山梨県農業大学校の研修生3人に実習を兼ねて生物農薬を散布してもらいました。研修生の皆さん、約4時間の散布ご苦労様でした!
 写真1は、一段ベットに生物農薬を静電散布している。
 写真2は、二段ベットの上段に生物農薬を静電散布している。
 写真3は、二段ベットの下段に生物農薬を静電散布している。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA