害虫の天敵の導入計画を決める。(アリスタ・ライフサイエンス様ご来館)

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 いよいよ、今シーズンの天敵導入計画を決める。今年もアリスタ・ライフサイエンス様のご協力を得て計画を作成。アリスタ。ライフサイエンス様からは、西川様と飯田様に来ていただいた。
 今年も害虫が生存しているか、一列(300株)を四人で一時間半かけて調査(写真1)。この章姫は、まだ粘着くんの散布が2回しか終わっていません。
残念と言うか、ショックなことに一枚の葉にダニの成虫一匹とダニの卵18個が見つかった。今現在卵が残っていることは、三回目の粘着くんでダニを絶滅することは出来ない。
 最悪のシナリオだが、このいちご園に生存しているわずかなダニをスパイカル君に絶滅させてもらうこととする。三回目の粘着くんの手散布が終わる 11月20日にスパイカル8本(一万六千匹)をオランダから購入しいちご狩り園に投入する。
 12月中旬に再度、ダニの生存調査を行い、まだダニが生きているようであれば、追加でスパイカルを投入する。
 3月には、スパイデックスを投入予定。
 朗報だが、粘着くんが卵にも効果があると言う情報も得た。絶対的な効果とは言えないかもしれないが、少しでも効果があれば救われる。
 スパイカルは、ダニの成虫なら一日1.2匹を捕食。ダニの卵であれば一日14.6個食べてしまうそうである。つまりダニの卵を食べることによりダニを絶滅させることが出来る。
 憎きイチゴの敵の整理をもっと勉強しなければ、ダニに勝てないので西川様にダニについて色々なデーターを頂勉強することとした。
 今シーズンもスタート時点でダニをゼロにすることは出来そうにない。ダニの生理の勉強不足によるものと考える。今シーズンは、ダニの天敵を駆使して何とか5月上旬まで化学農薬を使用しないでようにしたい。
 もう館長の頭の中は、来シーズンのダニの絶滅作戦で一杯です。
 いちご狩りハウスにホリバー(黄色と青のタンザク)をつるした(写真2)。これは、イチゴに有害な害虫がいるか調べるためにつけました。このホリバーで害虫を退治するのではありません。
 館長がイチゴの栽培を始めた頃の山梨は、黄色いホリバーしかありませんでした。農家の皆さんは、花が黄色なので害虫が黄色のみ好むと思っていました。館長が本で調べると、有害な害虫はむしろ青色を好みます。それで館長は黄色と青色の両方を吊るすようにしました。今では山梨もかなり黄色と青色を吊るす脳かも多くなりました。
 昨日は、横浜にいる認知症の母の所に行った。5月に施設に入りましたが、その頃に比べて、体力も回復して記憶もずいぶん戻ってきました。やはり2週間に一度ですが、7〜8時間話をしているのが良い効果を生んでいるようです。
 館長は開園から6年間、冠婚葬祭を除いて休まずにお客様をお迎えしておりました。誠に申し訳ありませんが、今シーズンから母を二週間に一度訪問したいので、お休みをいただきます。
 

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