山梨県のいちご園の生育状況を見学
山梨の天気。最高気温24度、最低気温14度
朝晩、だいぶ涼しくなりました。イチゴの生育も順調で、今朝も元気良く葉露が出ていました。大きくなった苗は株もとの新葉に出ます。まだ大きくなっていない苗(定植後日にちが浅い)は、全ての葉に葉露が出ます。写真1を参照ください。館長はこの時期、朝早くいちご狩りハウスに行ってこの葉露の出方を見て喜んだり、がっかりしたりしながら肥料管理を行います。
今日は、山梨県の農業大学の研修生3人と白州いちご館原さんと社長と館長の計6名で山梨県の北部の北杜市を出発して甲府経由山梨市・塩山市のいちご狩り園11軒を見学に行きました。
この忙しい時期に見学に行くのは、
1.当館に実習に来ている研修生に他のいちご狩り園を見てもらう。
2.自分のいちご園から外に出て他のいちご園と比較して当館の今年の出来栄えの良し悪しを判断する。
3.今年のイチゴの生育状況を把握する。
4.今年の病害虫の発生状況を判断する。
5.当館の苗を使っていただいている農家を訪問して生育状況の確認。
今年のイチゴの生育状況
今年のイチゴは、新葉が例年より大きい(一枚の葉の面積が大きい)。曇りが多いせいか、全般的に徒長(背丈が伸びる)ぎみである。(章姫は、この時期に徒長させると消毒や葉面散布をすることにより、株もとの茎が開く。これにより新葉の展開が遅くなる12月〜1月に生育に影響が出る)。
全体的には、今年の暑さを考慮してか定植が遅かったようである(9月15日〜25日頃の定植)。
花芽の発生状況
当館より最低夜温が4〜6度低い北杜市では、章姫・紅ほっぺに蕾が見られた。紅ほっぺにおいては、定植時期が遅かった農園はまだ蕾が出ていない。
甲府・山梨市・塩山市においてはどの品種も蕾が出ていない。昨年より2週間ぐら出蕾が遅れるのか?
ダニやアブラムシの発生が一部の農園で見られた。この時期からアブラムシの発生が多くなるので要注意。
うどんこ病は、寒い北杜市方面で発生し始めている。要注意。
タンソ病は、暖かい甲府市・山梨市・塩山市方面で一部発生している。今年は、皆さん定植してからタンソ病にきずかれているようです。苗が不足しているようです。
当館においては、タンソ病による枯れは、かなみ姫を除いて発生しておりません。
土耕のイチゴの生育状況。
当館の苗を使用している農家の皆さんにお会いしました。皆さん今年の苗は生育も良く、病気による植え替えも無いので喜んでおられました。館長も責任を果たしホットしております。
写真2は、某いちご園の章姫。
写真3は、某いちご園の紅ほっぺ。
館長さん、こんばんは(*^-^*)
うちで栽培している苺たちはどうも無理そうですが、あと1ヶ月もすれば店頭に「高い苺」が顔を出し始めますね。
多分、「ええい!」って奮発して買っちゃうんです(笑)
いちごりあんのシーズンがもうすぐやってきます。
館長さんの育てた苺たち。
今年は送ってもらったものではなく、摘みたてを食べるのが楽しみです♪
もうすぐ、いちごりあんさんの季節ですね!当館のイチゴは、狂い咲きの章姫と紅ほっぺが約300本ぐらいあり11月末には従業員が食べれます(役得です)。その他の販売用は例年より送れて12月中旬になりそうです。現在は苗に花が咲いて実がなった小粒のイチゴを食べています。甘酸っぱくて意外と美味しいですよ!
辛口の桃李さん美味しいイチゴを食べていただくように頑張ってイチゴを育てています。ようやく来週から好天に恵まれそうで晴天を期待しております。イチゴはやはり晴れて天候が良くないと甘さも大きさも出てきません。