夜令処理(促成栽培)の一回目の葉欠き完了(12日)

山梨の天気。最高気温22度、最低気温14度
 夜令処理(促成栽培)の一回目の葉欠きが12日に完了。今年の苗の出来栄えが小苗であったことや、9月中旬まで猛暑が続いたことにより、夜令処理の開始を例年より7日遅らせた。それでも、夜令処理による悪影響を心配していた。その心配が的中して、章姫や紅ほっぺに芯止まり(芽無し)が約15パーセント発生して、苗の植え替えが大変であった。定植時に花芽が出ていたのが20パーセントであった。勿論この花はイチゴの株が小さいので摘み取った。つまり章姫と紅ほっぺの約20パーセントが失敗である。天候(神様)に逆らってイチゴの収穫j気をコントロールする難しさを感じている。この経験を生かして、これからの温暖化に備えたい。
 夜令処理のイチゴは品種により異なりますが、予定では10月25日頃から蕾が見えてきます。章姫や紅ほっぺが早く、あかねっ娘(ももいちご)や愛ベリーが最後になります。予定通り蕾が出てくるか心配です。毎年この時期は館長は毎日、ワクワク、ドキドキしながらいちご狩りハウスに行き蕾が出ているか確認します。
写真1は、花と新葉があります。これが正常です。
写真2は、新葉が無く花しかありません。これは異常で、このまま残しておいても、これから新葉や花芽がもう出てきません。この苗を抜いて新しい苗に植え替えるしかありません。一般的にこの芯止まり(芽無し)の原因は育苗時期の水不足、肥料不足が原因です。この水や肥料の不足をイチゴが感じて自分が死んでしまうと思うのです。そこで死ぬ前に子孫を残す手段として花を咲かせるのです。芯止まり(芽無し)が出やすい品種はとちおとめ、章姫、紅ほっぺが知られております。
写真3は、葉欠き前の章姫(10月9日)。
写真4は、葉欠き後の章姫(10月9日)
写真5は、少し大きくなった章姫(10月15日)。葉欠きすることにより新葉が大きくなり根の成長が促進されます。夜令処理の苗は、花芽が出来て定植をします。定職後約30日で蕾が出てきます。従ってこの30日間に如何に株を大きく出来るかが、大きい実の収穫につながります。章姫は、25日頃までに新葉4〜5枚を出して株を大きくしなければなりません。早く大きくな〜れ!

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