今週のイチゴ苗採りの準備作業
山梨の天気。最高気温28度。
今年の苗採りは、7月17日から約2週間行います。今週に苗採りの準備をほぼ完了させます。館長は、4日から6日まで台湾のイチゴ生産者の指導に急遽出かけるので、大変な作業を従業員の皆さんや山梨県農業大学校の研修生の皆さんのお願いしました。皆さん暑い中、ご苦労様でした。台湾の出張報告は9日に書きます。明日は、母の所に行きます。
まず、40個がつながっているポットを40個入りのトレイに入れて一個ずつに治具で切り離します。
これで、ポットが40個入りのトレイが完成します。40個入りのトレイは約1500枚、24個入りのトレイが1000枚作りました。
トレイに入れるココ(ヤシ殻)を水で膨らませます。
膨らんだココを手で細かくつぶします。この作業は、時間がかかり重労働で大変です。
40個入りのトレイにココを入れて、ポットを軽く押さえてココを隙間無くポットに入れます。今年は、タンソ病の予防として豊作物語をポットに1〜2g入れました。均一に豊作物語を入れるためには、茶漉しの網か調理用の穴の蓋がついている容器で入れるとよい。(豊作物語は黄な粉のように細かい粉になっています)。
豊作芋物語を入れた後に、ポットの上部に隙間がないようにココを足します。このとき、ココは固めにします。
アサヒビール様の推奨は、豊作物語と堆肥を混ぜて入れることです。写真のように両方を混ぜると堆肥の水分に豊作物語が絡みつき1ポットに均一に入れるのが大変でしたので、400トレイで写真のような方式に変えました。
また、この堆肥は臭くて臭くてたまりません。
完成したトレイを棚の上に並べて今週の作業は、完成。
今年も、3年前に当館に研修に来られた幡野様よりももを沢山いただきました。今年も美味しい桃でした。皆さんこの桃は、出荷できない不良品の物です。すこし傷が有ったり形がよくないものだそうです。