来シーズンのイチゴ狩りの苗の出蕾状況。富士山に26日遅れの初冠雪。

 今年は台風の影響でしょうか、温かい日が続くと同時に、雨や曇りが多く
農産物で一番重要な日照が不足しています。
今年の10月の温かさは、1990年以来の温かさだそうです。
イチゴの栽培においても、花芽分化の遅れやイチゴの株の光合成不足により蕾が小さくなるなどの
障害が出そうです。苺において、蕾が小さいと実も小さくなります。
今年も夜処理して花芽分化が起きた苗から定植しました。
理想的には、定植後30〜40日が大きな出蕾が得られます。
1.日照不足で大きな蕾が出るか心配です。
2.暖かさで花芽分化が遅れて株の出蕾が遅れる可能性が出て来ました。
出蕾調査結果(赤字の28日以降は、館長の予測)
19年品種別の出蕾率の調査
 
 
 
単位;%
 
 
 
黄色



 
 
 
7日
15日
21日
28日
4日
累計
3751
章姫夜冷
2
23
43
20
5
88
1140
夜冷紅
6
20
33
20
4
79
570
夜ホワイト
11
25
44
10
5
90
3240
かおり野
3
1
57
25
 
86
3021
章姫半夜冷
4
2
1
30
40
37
1260
半夜冷紅
1
1
030
40
32
675
半夜ホワイト
13
11
040
25
64
360
夜冷愛ベリー
 
 
60
30
10
100
240
半夜冷愛ベリ
 
 
0 
40
40
240
もも夜冷
 
 
020
40
60
240
もも半夜冷
 
 
0 
20
20
出蕾状況の考察
1.夜冷処理の株は、一部の苗を除き計画通り出蕾。
2.株が元気な苗は、この暖かさで出蕾が2週間ぐらい遅れそう。何パーセントは、まだ不明。
3.出蕾した株は、日照不足で大きなイチゴは期待できない。11月の花に八重が沢山出ることを期待しています。
4.半夜冷処理の苗も計画通り出蕾予定。しかし、日照不足の影響を大きく受けそう。
今後は、小さい花でも栽培管理の対策で少しでも大きなイチゴを収穫できるように頑張る。
今年導入したハウスミストと株元炭酸ガスに期待。
写真1.初冠雪の富士山。本当に富士山は雪が似合う山です。
写真2.順路1の章姫。例年より葉が小さい。今年は肥料を少し濃いめにしたので、
    全体的に濃い緑色です。
写真3.順路2のかおり野・紅ほっぺ・ホワイトベリー(白イチゴ)。
    かおり野と紅ほっぺは、昨年より1週間遅れですが、良いイチゴが収穫できそうです。
    ホワイトベリーも今年は良いですよ。
写真4.順路2のかおり野。昨年は、特殊な事情であまり肥料濃度を高く出来ませんでした。
   今年は、特殊な事情が無くなったので、例年以上に肥料濃度を高めにして大きな株に
   仕上げました。今年のかおり野は、5月まで十分楽しめそうです。
写真5.高級品種のアイベリー。今年は、昨年以上に良い株に仕上がっています。
    今年も、濃厚な美味しさが人気を呼ぶでしょう。
    今年から試食価格は、1個300円で、注文が殺到するので事前予約注文と
    しました。
写真6.あかねっ娘(ももいちご)は、今年大失敗です。苗の時の株を大きく出来ませんでした。
    苗の時に肥料を与えすぎると連結多芽になるので、肥料を少なくしすぎました。
写真7.今年テスト栽培の恋みのり。お客様に新しい品種を食べていただくために、新品種の恋みのりを
    試作しています。良ければ来シーズン取り入れます。
写真8.久しぶりの晴れで、葉っぱが嬉しそうにピカピカ光っています。明日から1週間曇りや雨です。
章姫
かおり野
写真9.毎日イチゴの横芽やランナー取をしています。出蕾後の11月は、腋芽取が忙しくなります。
   元気な株なので、ランナーが太く、横芽も沢山出ます。
   元気のない株は、ランナーも細く横芽も少ないです。

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