イチゴの全品種の出蕾が始まりました。もう開花している品種もあります。蜜蜂を出しました。

 寒かった10月中旬に比べて、この1週間は少し暖かくなりました。
当館の栽培品種8種類は、全て出蕾を開始し始めました。
今年は、例年並みの出蕾時期ですね。当館から購入された章姫は、定植時期で出蕾時期が異なっています。
9月上旬に定植された章姫は、10月15日頃に出蕾。
9月中下旬に定植されたお客様は、10月末から11月上旬に出蕾です。
当館の8品種の出蕾時期は、下記のようになりました。
1.定植日
品種
短日夜冷処理
半短日夜冷処理
かおり野(無処理)
8月16日
8月31日
章姫
9月15日
9月25日
紅ほっぺ
9月17日
9月27日
アスカルビー
9月18日
9月28日
サラダイチゴ
 
9月28日
アイベリー
9月23日
10月3日
あかねっ娘(ももいちご)
9月28日
10月3日
2.出蕾時期
品種
短日夜冷処理
半短日夜冷処理
かおり野(無処理)
10月15日
 
章姫
10月15日
10月29日
紅ほっぺ
10月22日
11月1日
アスカルビー
10月22日
11月2日
サラダイチゴ
 
10月29日
アイベリー
10月29日
11月5日
あかねっ娘(ももいちご)
11月5日
11月12日
今年は、9月の日照が例年の半分と少ないので、出蕾時期が早く、差もなくそろいました。
館長は、定植後30日で出来するように短日夜冷処理をしましたが、実の大きさを考えると、
定植後40〜45日で出蕾を開始して欲しかった。
今年は、小さい花で大きな実を収穫できるよう、これからの収穫までの45〜50日間に
目いっぱい栄養を与えたり手入れをしたりします。
今年の収穫時期は、早ければ12月1日頃、遅くても12月7日頃からかなり収穫できそうです。
全体的には、館長の計画通り進んでいますが、かおり野だけが、問題を起こしています。
詳しいことは、あるメーカーさんにご迷惑がかかると申し訳ないので、記載しません。
ただ、問題が解決しないときは、日本全国の皆様に真実をお伝えします。
当館のかおり野が不良とは、誰も信じません!
館長は、脱サラして20年になります。
この農業分野は、農家の皆さんより少しだけ企業の方が知識があると言う理由で、農家の皆さんは
不合理な立場で、言い換えれば「農家の皆さんが泣き寝入り」状態でした。
館長は、製造部長や検査部長を経験していたので、あまりにもこの不合理な仕打ちに、
日本の農家の皆さんが泣き寝入りしないでよいように、本を読んだり勉強会に参加したり、自分で実験検証をしたりして
農業関係の企業の皆さんと戦ってきました。今回も戦います。
少し過去の事例をご紹介します。
1.ある品種が突然変異か何かで、別物のようなイチゴの苗が来ました。
  遺伝子が同じと説明されて、納得はしました。苗の販売企業様は、下記のように根本対策してくれました。
  対策;苗の販売企業は、実を収穫してから、品種特性を再確認して小苗を作り、出荷するようにしました。
2.天敵を導入テストした時に、500ccの容器に2000匹天敵がいるはずでしたが、館長が使用すると、とても
  2000匹いるような状況ではありませんでした。
  その企業の検査の方をお呼びして、キャップ1杯ずつ、天敵を紙の上に出し数量を確認したところ、1500匹ぐらいしか
  いませんでした。
  対策;容器を小さくしたうえ、容器の中に餌を入れて海外から日本に輸入して、販売するまで天敵が生きるようにした。
3.ある種苗メーカー様からアイベリー系統の苗をメリクロン苗を実取苗として購入しました。その結果花と茎は2個が合体して
  販売出来る実ではありませんでした。また生長点が増加して連結多芽と言う現象が起き、その苗は使えなかった。
  知り合いの研究者立会いの下で、話し合いをして種苗メータが責任を認めた。
  対策;その種苗メーカー様は、今も実取苗として、メリクロン苗の販売を止めています。
 出蕾が始まったので、ミツバチを購入して26日に放出しました。
今日は、元気よく花を探しているようです。今年のミツバチは、不器用みたいでなかなか花を見つけられないようです。
写真1.昨晩からの雨で富士山は、雪化粧。初めて富士山の写真をスマホで撮影しました。
写真2.順路1の章姫。今週は、何時もと異なったエリアから撮影。
真ん中が、9月15日に定植した短日夜冷処理の章姫。両サイドは、
9月25日に定植した半短日夜冷処理の章姫。
どちらも、元気に出蕾し開花し始めました。
当館のイチゴの株は、何と言ってもピカピカ輝いています。元気な人は、人間も肌のツヤが良いです。
写真3.順路2の4種類のイチゴ。両サイドの列が、かおり野。真ん中の列が、紅ほっぺ・アスカルビー・
ホワイトベリー(白苺)。
このかおり野が不良とは、誰も信じません!悲しい。
写真4.手前が短日夜冷処理の紅ほっぺ。出蕾が始まっています。
奥は、半短日夜冷処理の紅ほっぺ。もう出蕾が始まったので、蕾を除去しています。
写真5.手前が、短日夜冷処理の紅ほっぺあかねっ娘(ももいちご)。
その奥の小さい株が、半短日夜冷処理のあかねっ娘(ももいちご)。
どちらのあかねっ娘(ももいちご)も、小さい株ほど出蕾が始まっています。
写真6.左側が、短日夜冷処理のアイベリー。過去最高の出来栄えで来週出蕾。
右側は、半短日夜冷処理のアイベリー。小さい株は、来週から出蕾。
写真7.あかねっ娘(ももいちご)は、毎日葉露を出すので、新芽が出る中心部に、バクテリアが
湧いてきて、茎や葉や花の栄養を奪い枯れさせてしまいます。
写真8.今年も沢山レモンの実がなりました。明日は、孫と収穫です。
今年もならせるだけ、沢山実をならせました。
レモンの実は木で黄色くなると思っていましたが、当館のレモンは木では
黄色くなりません。
写真9.レモンの木2本目。両方で100個以上縦郭出来るでしょう。
1年間毎日世話した甲斐があります。
写真9.今年からマンゴーとライチの木を購入しました。
数年後に食べれるでしょう。どうも赤土で水をあまり好まないので
栽培が難しそうです。左がマンゴー。右がライチ。
写真10.26日から放出した蜜蜂(東側)輸送中に脱出しようと段ボールの入り口をかじって
大きくしていました。元気が良いので、すぐに働いているようです。
写真11.西側のミツバチ。こちらは、おとなしいですね。朝も巣から出てくるのが遅く、
11時頃からの出勤でした(笑い)。
  

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