イチゴ苗の定植が終わりました。富士山に初冠雪(9月27日)。

 短日夜冷処理と短日半夜冷処理のイチゴの苗の定植が終わりました。
毎年、富士山に初冠雪が見られるころまでに定植を終わらせています。
休眠打破の一番遅いあかねっ娘(ももいちご)と愛ベリーの定植は、10月1日になります。
今年の夜冷処理の苗の花芽分化は、苗の株の大きさがバラバラで個体差が生じているようです。
さらに、良くないことは、9月の日照不足やこの数日の急激な寒さでイチゴの花芽分化も例年より
異なっているような気がします。
 当館は、章姫の出蕾を10月20日前後を目標に夜冷処理をしています。
その他の品種は、章姫を基準に少しずつ遅らせています。
半夜冷処理の章姫の出蕾を11月上旬に目標を置いて夜冷処理をしています。
かおり野は、夜冷処理をしなくても花芽分化を起こすので、夜冷処理はしません。
今年のかおり野は、株が大きいので10月20日〜10月末頃に出蕾するでしょう。
館長の心配は、今年も昨年同様9月から10月にかけて曇りや雨がおおく日照不足で苗の生育が遅れたり
軟弱苗になり沢山の収穫が見込めないかもしれません。
写真1.9月27日に富士山に初冠雪が見られたそうです。当日は、雲が多く一日中見ていないと
初冠雪を見つけられません。甲府から富士山に雪が積もっているのが見えたら、初冠雪です。
この写真は、翌日の28日のため、雪が残っていなくて雪が見れませんでした。
写真2.9月15日から19日に定植した夜冷処理の章姫。花芽分化のタイミングを外さないために
わざわざ、定植日を4日間ずらして定植します。葉欠きはしていません。
写真3.上記夜冷処理の章姫の葉欠きをしました。当館は無農薬栽培をするために、出来るだけ
葉についている病害虫を葉ごと除去します。定植直後の葉欠きは、生育遅れにつながるので、他のいちご園さんにおいて、
参考にされない方が良いでしょう。
そのご粘着くんで害虫を駆除します。
葉欠きをして、すっきりした章姫。生育や出蕾の為には、沢山葉を残した方が良いのですが
無農薬栽培の為仕方が有りません。
写真4.8月16日に定植したかおり野。すっかり大きくなりました。10月20日〜11月上旬に
出蕾し、12月10日頃の収穫予定。
写真5.9月20日に定植した夜冷処理の紅ほっぺ。
写真6.9月20日から9月28日にかけて、紅ほっぺ・ホワ一レディー・アスカルビーの3種類の
夜冷処理と半夜冷処理の苗を定植しました。品種の名前がお客様に分かるように、品種の株ごとに
名前のシールが貼ってあります。
写真7.幻のイチゴになってしまったあかねっ娘(ももいちご)。
写真8.栽培の難しいアイベリー。今年も大きな株に仕上がりました。
アイベリーは、日本のほとんどの品種の親株に関係しています。

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