イチゴの苗の定植前に穴を明けました(9月6日のブログ)

 
 会社では、新製品を立ち上げる時、事前の準備が出来ていないと完全な量産体制に入れません。
会社の合言葉は、「垂直立ち上げ」と言い、新製品でもロスが無く早く作れるように頑張っていました。
館長は、短日夜冷処理と言う難しい栽培方法を取り入れています。
短日夜冷処理は、強制的に冷房装置で苗の温度を下げて強制的に花芽分化を起こさせます。
花芽分化を実態顕微鏡で確認するとその品種はすぐ定植します。
定植後30日で出蕾が見られるので、この短い30日間でいかに苗を大きくするかで、
実の大きさや、数が決まります。
従って苗の定植から出蕾までの生育が勝負なのです。
今年から、事前に苗の定植する穴を明けて、苗の根鉢を崩さないようにして、生育を早くするようにしました。
目的
1.作業者が手で穴を開けなくて済むので、楽に定植できる。特に高齢者や女性に好評!
2.誰が定植しても根鉢が崩れないので、定植した苗が均一に生育する。
3.定植時に苗の根鉢を崩さないので、定植後の生育が早い。
写真1.苗の栽培方法に合わせて、穴あけ冶具を作成しました。
一番小さいのが、アイポット用の穴あけ冶具。
真ん中は、7.5Cmポット用の穴あけ冶具。
一番大きいのは、9Cmポット用の穴あけ冶具。
結構力がいるので、男性3人で穴を明けるため、インパクトドライバーは、3個購入しました。
写真2.穴を明けたいところに回転させながら冶具を当てます。
写真3.冶具の面まで回転挿せながら穴を明ける。
写真4.定植した苗。

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