短日夜冷処理の章姫と無処理のかおり野の出蕾状況。

10月にしては、曇りや雨の予報が多いです。
幸い、今日は曇りか雨の予報が、快晴になり暑いぐらいでした。
このところ、8月や9月の日照不足に悩まされていますが、10月の
日照不足は定植苗の生育不良と花芽分化した蕾の生育不良となり
最悪の結果を招きます。
 心配していた短日夜冷処理の章姫の出蕾状況は、全体で約10%と昨年より1週間早いです。
今年の特徴は、定植したハウスにより出蕾状況が異なり、出蕾が高いA棟は、約20パーセント。
低いD棟は6%でした。この差は、定植した棟と言うよりは、苗を採った時期と苗の保管場所の差でしょう。
例年のペースで出蕾が進めば、来週の9日は、35%の出蕾、16日は40%となります。
出蕾の比率が苗取りの時期で大きく異なっているので、運が良ければ計画の10月20日ごろの出蕾が
多くなりそうです。最悪でも4割ぐらいは蕾を残して収穫出来そうです。
 気まぐれな無処理のかおり野の出蕾状況は、例年並みの約8%です。
しかし、今年は苗取りの時期が同じであることと苗の大きさが揃っているので、来週はもっと
沢山出蕾しそうです。
ちなみに、今出蕾している株は、8月末に出蕾した株です。約1か月ちょっとで次の蕾が出るとは、
考えられないほど早いです。
この蕾は除去しますが、次の出蕾は、11月15日頃となり収穫できるのは、お正月明けでしょう。
かおり野の出蕾が、例年通りバラついて年末に収穫できると助かります。
かおり野の蕾は、16日以降であれば残します。
 今日は、定植後の余った苗の葉欠きや肥料やりなどをしました。
余った苗と言えど、これから芯止まり株の補食に使うので重要です。
大きな良い株であれば、植え替えによる定植が遅れた損失を少しでも補ってくれます。
写真1.元気に育っている短日夜冷処理の章姫。今年は館長の理想とする低くて太いガッチリした株に育っています。
葉の艶もいです!
写真2.予定より早く出蕾した短日夜冷処理の章姫。
写真3.皆で残った補食用の苗を葉欠きをしたり、肥料を与えたりしています。
全部で3〜4千株あります。

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