短日夜冷処理のイチゴの定植が近づいてきました。半短日夜冷処理の開始が近づいてきました。
ようやく、苗取りの忙しさから解放されましたが、佐野農園さんの定植の準備多、某企業様の定植準備や
自治会長の仕事と、館長自身の仕事の忙しさは少しも減りません。
今日は、自治会のお年寄り(館長よりもっと高齢)と白州の「尾白の湯」へ行ってきました。
毎週金曜日は、片道約1時間の塩山の「佐野農園」さんのお手伝いに行っています。
明日は、東京の某企業様にイチゴ栽培と無農薬(残留農薬ゼロ)をご指導に行きます。
今年は少しづつ寒くなり順調に秋が訪れているようです。しかし、まだ昼間の気温が高く平均気温では
まだ、温かい秋と思われ安心できません。
当館の短日夜冷処理は、イチゴの花芽分化の誘導が完了して15日に定植できそうです。
例年並みの定植時期になります。
14日には、章姫と紅ほっぺの花芽分化の発生状況を実態顕微鏡で調査予定。
万一、花芽分化が確認できなくても山梨の最低気温は、20度を下回り16〜17度なので、そのまま
イチゴの花芽分化を促進してくれるでしょう。
半短日夜冷処理は、15日から開始して花芽分化のスタートのスイッチを入れ、最低気温が十分下がりそうな、
9月25日頃には定植予定です。例年より1種間早めの定植です。
遅まきながら、いちご狩りハウスの栽培ベットの培地(ヤシ殻)の準備が完了しました。
これで、全ての作業が一でも可能になり、館長も一安心です。
他のいちご園さんから委託されたイチゴの苗も5日からぼちぼち出荷が始まり20日頃が出荷のピークになります。
佐野農園さんのイチゴ狩りハウスの改造と定植準備も遅れ気味ですが、何とか定植が間に合いそうです。
残念ですが、某企業様の栽培状況は、守秘義務があるので公開できません。
写真1.9月4日。他のいちご園さんから委託された章姫の苗。少し大きくしすぎました。
これから葉欠きをして20頃の出荷に備えます。
写真2.9月9日の葉欠き後の章姫。
15日から半短日夜冷処理を開始予定。
写真3.8月末に追肥をしてクラウンも十分大きくなってきています。
今年は、苗を大きくするために例年より早く、多めに追肥をしました。
冷房するので、十分花芽も起きるでしょう。
写真4.夜冷処理中の章姫・紅ほっぺ・アスカルビー・ホワイトレディー・
あかねっ娘(ももいちご)・アイベリーです。
今年は、太陽が良く入り込むように1列間を明けたので、日照不足の影響も
少ないです。順調に大きくなっています。
写真5.15日から半短日夜冷処理を行う章姫・紅ほっぺ・アスカルビー・ホワイトレディー・
あかねっ娘(ももいちご)・アイベリーです。
間を空けたことにより例年より徒長が少なく、ガッチリした苗になっています。
正面の新しく導入した冷房装置は、強力なので確実に花芽分化を起こせそうです。
写真6.もう出蕾した、8月21日に定植したかおり野。
勿論、つぼみを除去して12月末頃の収穫に備えます。
写真7.8月21日に定植したかおり野がこんなに大きくなりました。
いちご狩りハウスに緑が入ると、いちご園らしく見えてきました。
写真8.いちご狩りハウスの栽培ベット全てに、培地(ヤシ殻)が入りました。
白いマルチに栽培ベットが染まると、定植がまじかに感じられ緊張感が出てきます。
写真9.9月1日の佐野農園のいちご狩りハウスの進行状況。
南側のベットの改造工事が完了
写真10.北側は、シートを張ったばかりです。
写真11.培地(ヤシ殻)の溶かし方を指導。
培地(ヤシ殻)の盛り上げ方を指導。
写真12.当館で使用しているマルチを使えるように検討した。
写真13.9月8日には、盛り上げた培地(ヤシ殻)の高さを確認、指導。
盛り上げ方が少ないと枝が折れて栄養が行かないので、せっかくできた大きなイチゴの甘さが出なくなる。
この作業が重労働で、お嬢さんや高齢の奥様には大変です。
しかし、大きく美味しいイチゴを作るには、避けて通れず、指導も妥協できない。
写真14.お嬢さんと奥様は頑張って南半分のココ盛りが終了しました。
本当によく頑張りました。
10日には、マルチを張り終えるでしょう。
写真15.北側半分のベットの改造工事もほぼ完了しました。