イチゴの山梨県の自然花芽分化の推定。ようやく仕事が追い付き、平年の仕事量に戻りました。

おはようございます。
当館も苗取りの仕事遅れからようやく、通常の年の仕事量に戻り、館長もホッとしています。
イチゴ(章姫)の苗のお客様や当館のいちご狩りに定植する苗もご迷惑をお掛けすることもなく進んでいます。
9月5日には、可愛い苗が5000本嫁入りしました。これから9月末にかけて順次お客様の
納期に合わせて、章姫の苗を出荷していきます。
山梨県におけるイチゴの花芽分化は、13年以前の通常の年と同じ時期に花芽分化が起きそうです。
つまり、花芽分化が早い章姫は、9月末頃に花芽分化が起きそうです。9月20日から末の定植が良いかもしれません。
当館は、短日夜冷処理を8月25日に開始して、9月15日から定植予定です。10月中旬に出蕾➡12月上旬の収穫。
半短日夜冷処理は、9月15日から開始して、9月25日頃の定植予定です。10月末の出蕾➡12月下旬の収穫。
半短日夜冷処理は、自然花芽分化に近い状況で冷房が不要ですが、確実の全ての苗が花芽分化を起こすように冷房をかけます。
今年は、8月の日照不足が有りましたが、苗の生育が少し遅れたぐらいで特段問題はないでしょう。
14年から山梨において気温や日照の異常が下記のように続いていました。
2013年〜甲府の気象情報
2013年
2017年9月08日  前田作成

 
気温(℃)
日照
全天日射量

平均
最高
最低
時間
(MJ/?)

日平均
日最高
日最低
(h)
平均
7
14
27
33.4
22.8
38.9
19.7
191.9
19.1
8
17.5
28.5
35.3
24.1
40.7
18.3
233.6
20
9
72
23.9
30
19.2
35.1
11.1
204.5
16.8
2014年
7
31
26.4
32.4
22.3
37.7
19.2
198.1
19.7
8
53
26.5
31.7
23.1
36.5
19.4
136.2
15.7
9
57.5
22
27.5
17.6
33.8
10.8
176.8
15.3
2015年
7
58
25.9
31
22.4
36.9
17.1
177.2
18
8
50.5
27.2
32.6
23.5
37.3
17.1
173.6
18.1
9
61
22.2
27.2
18.7
31.8
12.1
133.5
14
2016年
7
20.5
26.3
32.5
22.2
38.2
20.2
200.6
20.8
8
57
27.1
33.4
23
38.5
16.8
199.5
19.2
9
87.5
24.2
28.5
21
34.5
17.9
110.1
12.6
2017年
7
59.5
27.4
33.3
23.5
36.3
21.5
189.1
20.1
8
51.5
27.3
32.7
23.9
37.5
21.6
146.5
17.3
9
18.0 ]
23.0 ]
28.0 ]
18.7 ]
31.0 ]
16.8 ]
31.8 ]
15.5 ]
2014年から明らかに、7〜9月の雨量の増加と日照不足が異常気象として起き始めました。
このため、イチゴの不作が継続して起きており、いちご農家は不作に苦しんでいます。
館長は、自然花芽分化に関して最低気温が20度を下回る日の状態で推定していましたが、
これからは、雨の影響を考慮して平均気温の状態も加味しなければならにと思っています。
今後もこの傾向は継続すると推定されます。
この異常気象に対して当館は、
1.苗に太陽の光が3〜5割多く当たるような配置に変更(ハウス面積が通常より多く必要)
2.寒い日(20度を切時はハウスを閉めで温かくする。
などを行い、極力異常気象を克服しながら、短日夜冷処理や半短日夜冷処理を行い、毎年の収穫時期を
安定させると同時に、イチゴの不作が起きにくいようにしています。
とにかく、イチゴの場合の収穫量は、苗半作どころか、異常気象が起きれば8割も収穫量に影響します。
写真1.短日夜冷処理の葉欠き前のあかねっ娘(ももいちご)とアイベリー。
写真2.葉欠き後のあかねっ娘(ももいちご)とアイベリー。
このように1列ごとに苗を入れずに苗に日が当たるようにしています。通常のハウスより
2倍に面積が必要となります。
あかねっ娘(ももいちご)やアイベリーは、当館の看板娘なので、
特別対応です。
写真3.その他の短日夜冷処理の章姫・紅ほっぺ・アスカルビー・ホワイトレディーなどは、
通常より真ん中の苗を置かないようにして、どの苗も両サイドから光が入るようにしました。
この方式は、通常より3割余分に面積が必要になります。

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