9月の異常気象対策(日照不足・高温)として短日夜冷処理装置を増設。

梅雨入り捨てから、山梨はほとんど雨が降っていません。
そろそろ、気象予報士さん達も自分たちの予測のミスに気が付き、言い訳を始めました(笑い)。
館長などは、異常気象が当たり前と思っているので、どれだけ事前に異常気象に対する備えをしようと
思っています。
最近、高価な専門書を購入して館長の実践理論と実績にたいして、著名な先生方の理論との照合を始めました。
館長は、前から「苗半作(苗の出来栄えで収穫量が半分決まる)」に対して「苗8割」を唱えてきました。
ようやく先生方も、「苗半作」に対して「苗7割」と進化してきました。
16年度は、日本全国のいちご農家さんがイチゴの過去最高の不作で苦しむ中、従来の異常気象対策と暫定的な対策で
何とか乗り切り、当館は過去最高の出来栄えとなりました。
15年・16年の8月と9月の日照不足の根本対策として17年度は、
1.鉢広げ(苗と苗の間隔を広くして太陽の光を沢山与える)が出来るように162?のハウス増設
2.短日夜冷処理も鉢広げしたので、冷房施設の増設。
近隣の農家さんは、また館長の道楽が始まったとささやいているようです。
一般の農家さんは、天候による終了の減少は諦めており、慣れているようです。
館長には、天候で自分の努力が実になるなど耐えられません。
短日夜冷処理の冷房装置としてダイキンの植物用冷暖房装置を購入しました。
冷房設備の設置も含めて約150万円ぐらいです。
増設のハウスは、苗を載せる棚や散水設備を入れて約150万円。
今回の投資を最後に、老後の貯金を作りたい。
写真1.今年増設した鉢広げ用のハウス。
過去最高の猛暑対策が施されています。まず、天井はそっり吹き抜けにしました。
雨はビニールを閉めますが、冬の雪はビニールを明けて雪を中に落として倒壊を防ぎます。
写真2.初代の冷房装置。閉店のパチンコ店から安く譲り受けて、冷房装置の天井をくりぬき、
板金屋さんで通風孔3口付けて高さと風量を確保しました。
しかし、悲しいことに15〜18度になるとチラーが凍り機会が止まり壊れてしまいます。
そこで、間欠タイマー運転としてチラーが凍結する前に機械の運転を止めます。
写真3.10年前に購入した植物用冷房装置で、15度以下にもできます。
しかし、運転効率が良くないのか電気料金が高くつきました。
6連の冷房装置で能力は十分あります。
写真4.到着したダイキンの冷房装置。余裕を見て8馬力としました。
15度以下には出来ませんが、9月の夜冷処理としては十分です。
写真5.設置した冷暖房装置。
工事が終わり、稼働するのが9月からです。
その前に、部屋を仕切るカーテン工事が必要です。

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