いちご狩りの開園日が12月10日に決まりました。

 寒さにも慣れてきました。
今年は、育苗から定植へて出蕾までの期間は、雨や曇りで
日照不足(日照時間が例年の3割しかありませんでした)のため、良い花が咲きませんでした。
植物にとって太陽の光は、車でいうとガソリンに相当するので、収穫量に直接反映します。
光合成の三要素(光・肥料・炭酸ガス)のうち、光だけはどうすることもできません。
館長の予測ですが、
 1.章姫の花が一番よくなく過去最低の出来栄え。
 2.かおり野・アイベリー・あかねっ娘(ももいちご)・ホワイトレディーは、過去最高の出来栄え。
 3.紅ほっぺやアスカルビーは、株により出来栄えがまちまちです。
 すべての品種に言えるのは、10月17日までに出蕾した花は良くありません。
従って花が小さかったり受精しなかったりで、収穫時期の予測が難しいです。
10月24日以降から出蕾した花は、少しずつ良い花が咲いてきます。
10月24日までに出蕾した花は収穫が期待できないので、その分いちご狩りの開園日が遅れました。
全体の約5割の株は、収穫を見送らなければならない状況です
 いちご狩りの開園は、12月10日からとさせていただきます。
収穫量が増えましたら、開園の日を早めますので、ブログやホームページを
こまめに見てください。
 また、1月5日から1月20日頃のいちご狩りのご予約は、7〜10日前から
行います。それまでは、収穫量が把握しにくいのでご予約をお受けできません。
床の掃き掃除の3回目が終わりました。
床がきれいになりました。見ていて気も一が良いです。
これで、お客様にも安心してイチゴをご提供できます。
アイベリー系統の親株の除去が完了。
来シーズンに備えて、ベットの消毒を行います。
章姫や紅ほっぺの親株を除去しました。
来シーズンに備えて、ベットの消毒を行います。
来シーズンの親株を確保しました。
当館は、絶対に実とり株からは、病気の心配があるんで使用しません。
さらに、出来るだけ「先祖帰り」を避けるために原種に近い親株を作り
苗を取ります。
芯止まりなどので使用できなくなった株の代わりに、植える補植用苗。
今年は、芯止まり株が多いと聞いていますが、当館ではあまり芯止まりは出ませんでした。
今年は株の元気が良いので、葉欠きをしたり、脇芽を取ったり忙しいです。
手入れ前の章姫。いまだに、この大きな章姫の株でよい花が咲かないとは信じられません。
本当に、日照不足は恐ろしいです。
葉欠きと脇芽取りが終わった章姫。

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