短日夜冷処理の章姫の10%に出蕾が始まりました。放射線治療が10回終わりました。

 10月4日にようやく定植が完了して、一安心。
しかし、これからの1か月は、短日夜冷処理の苗の花芽分化による出蕾。
半短日夜冷処理の苗の花芽分化による出蕾を首を長くして待っています。
イチゴの株の出蕾は、早すぎると実が小さくなるので、除去しなければなりません。
出蕾が遅すぎると、出蕾時期がばらつき極端に出蕾が遅れる株が出てしまいます。
館長の12月までのの収穫計画は、約4か月間下記のような手順で進めます。
1.約20〜25日かけて短日夜冷処理により花芽分化を強制的に起こさせる。
2.花芽分化の確認により定植をして、定植から30日後に出蕾をさせる。
3.出蕾後は、50〜60日をかけて花から実に育て収穫する。
この約4か月間の気象条件により、収穫時期が早くなったり実の大きさが変わります。
 短日夜冷処理を行っている8月末から9月中旬は、例年より暑くイチゴに秋の気配を教え込むのに苦労した。
短日夜冷処理中や定植から出蕾までの9月から10月8日までの日照は例年の3割しかありませんでした。
このような異常気象の中で、強制的に花芽分化を起こさせ出蕾させて収穫することは、非常に難しく感じる。
時として、このような難しい栽培方法を止めたらどれだけ気が楽になるかと思ったりする・・・・・。
 一方、無処理(自然任せ)の苗の出蕾が始まったと言う話を、山梨では聞かない。
今年の無処理の苗の出蕾は、異常気象で大幅に遅れることが予測される。
 そんな中、短日夜冷処理の章姫の出蕾が始まりました。
館長の計画では、10月15日から10月20日頃に出蕾させます。
8日の出蕾は、1週間ほど早いの出蕾が少ないことを祈っていたが、約8%が出蕾していました。
予想の範囲内の出蕾だったので、ホッとしています。
この蕾は株が十分大きく育っていないので、大きな実は期待できないので蕾を取り除きました。
花を咲かせると実を収穫したいというの誘惑に負けてしますので、蕾の時に取り除きます。
10月17日頃の蕾から実をならせて収穫しようと考えています。
しかし、9月から今日までの日照が例年の3割しかなかった事実をどのように考えるか難しい。
日照不足は、イチゴの株の生育を遅らせているし、出蕾した花も例年より小さいであろう。
出蕾から収穫までの2か月間を、ありとあらゆる手段を用いてイチゴの株と実の大きさを確保しなければならない。
これから12月までの2か月間の天候が良くなければさらに難しくなる。
 今年の章姫は、出蕾による芯止まり株が少ないので植え替えが少ないので助かります。
短日夜冷処理の紅ほっぺやアスカルビーにも出蕾が少し始まってきた。
短日夜冷処理による花芽分化と出蕾は、ほぼ成功と言えそうです。
残るは、高級品種のアイベリーやあかねっ娘(ももいちご)やホワイトレディーやサラダイチゴです。
 癌の放射線治療は、10日間10回が終わりました。
放射線治療を行っているときは、痛くもかゆくもなく楽です。
しかし、頻尿の現象は依然残っていますが、我慢できます。
放射線が大腸や肛門に当たるので、ヒリヒリ痛いですが、これもまだ我慢できます。
残り15日間(15回)で、さらに上記以外の副作用が出てこないことを願っています。
しかし、館長の癌の治療の苦しみは、他の癌の治療で苦しまれて方に比べれば、
たいしたことはありませんので、ご安心ください。
10月末には、放射線治療が終わります。
来シーズンの親株を作っています。
親株は自家苗が、病気もなく安全です。
お客様に出荷が終わり、がらんとした、育苗ハウス。
残っているのは、捕植用の苗と来シーズンの親株です。
残っている捕植用苗や親株の手入れを行っています。
10月1日に出蕾した、短日夜冷処理の章姫。
今日、全て蕾や花を除去しました。
短日夜冷処理のアスカルビーにランナーがたくさん出始めました。
ランナーのでは、出蕾が近いことを示しています。
今日、2株に蕾が出ているのを見つけました。
これが、放射線治療を行う部屋の入り口です。
この部屋に入り、ズボンを下げてベットに横になります。
看護師さんは、館長の体にペイントされた位置に放射線の機械を合わせます。
体のペイントは、3日に1回看護師さんが上塗りします。
これは、くすぐったいが気持ちが良い(笑い)。
位置合わせが終わると、看護師さんたち3〜4人が退出します。
入口の鉛のドアがガタンという音を立てて閉まると、放射線治療が始まります。
約5〜6分ですが、放射時間そのものは1分以下であろう。

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