いちご狩りハウスのイチゴの定植が全て完了しました。

 イチゴ狩りハウスにイチゴの定植が完了しました。
短日夜冷処理の苗は、9月15日の章姫に始まり、最後は半短日夜冷処理の苗のあかねっ娘(ももいちご)で
終了しました。
 今年の9月や10月上旬まで最低気温が20度を下回らず、うかつに花芽分化が起きていない苗を
定植してしまうと、花芽分化が起きずに収穫時期が大幅に遅れてしまいます。
注意深く気象情報を監視しながら、ようやく10月7日から最低気温が下がり、17度から13度まで
温度がさがり、万一花芽分化が起きていなくても自然花芽分化が推進される気温になりました。
今週に入り、満を持して半短日夜冷処理の苗を全力で定植しました。
夜も電照用(ナイター用)の電気を使い定植を終わらせました。
イチゴの定植は、タイミングを失うと収穫時期やイチゴの実の大きさや収穫量に大きく影響します。
 無処理のイチゴの苗は、今年の秋雨(長雨と日照不足)で秋を感じない限り花芽分化が大幅に遅れてしまうでしょう。
さらに、花芽分化が起きても9月の極端な日照不足で大きな実や豊作は期待できないでしょう。
 まだ、無処理の自然花芽分化の状況や短日夜冷処理や半短日夜冷処理の花芽分化の状況も分かっていません。
10月10日頃から11月上旬になれば、全ての花芽分化の結果が明らかになります。
その実績を元に、来シーズンの花芽分化の作成に約立てていきたい。
 ともかく、当館のイチゴ園3000平米に約2万本のイチゴの苗が定植されて一安心です。
これから、11月上旬までのイチゴの出蕾に一喜一憂するのが目に見えています。
 館長の計画では、
1.短日夜冷処理のイチゴは、10月15〜20日頃に出蕾し12月上旬からの収穫開始。
2.半短日夜冷処理のイチゴは、11月1日から10日頃の出蕾し、12月末からの収穫開始。
3.今年は、例年になく12月に観光バスやJRの特急を利用したいちご狩りのご予約が、入っています。
 12月に収穫できないと、お客様にご迷惑をおかけしてしまいます。
今日は、久しぶりに晴れて富士山が見えました。
まだ、雪は積もっていません。
今朝も元気なあかねっ娘(ももいちご)の苗に葉露が出ていました。
紅ほっぺの苗にも葉露がびっしり出ています。
順路1の章姫も全て定植が完了。
順路2は、紅ほっぺの・かおり野・アスカルビー・ホワイトレディーの4種類が
全て定植されました。
定植が完了したあかねっ娘(ももいちご)。
左が先に定植した短日夜冷処理のあかねっ娘(ももいちご)。
右が本日定植した半短日夜冷処理のあかねっ娘(ももいちご)。
不思議なことに先に定植した短日夜冷処理より後から定植した半短日夜冷処理の苗が
大きいです。
定植が完了したアイベリー。
右が先に定植した短日夜冷処理のアイベリー。
左が本日定植した半短日夜冷処理のアイベリー。
不思議なことに先に定植した短日夜冷処理より後から定植した半短日夜冷処理の苗が
大きいです。
定植が完了したホワイトレディー。
右が先に定植した短日夜冷処理のホワイトレディー。。
右が本日定植した半短日夜冷処理のホワイトレディー。
不思議なことに先に定植した短日夜冷処理より後から定植した半短日夜冷処理の苗が
大きいです。
お土産用のかおり野。
今花が咲いています。早すぎるので花を取り除いています。
次の出蕾は、早くて10月末です。

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