出蕾状況の調査結果と虫の発生

山梨県の天気のち。最低気温9度。夜令処理(促成栽培)のイチゴは、章姫、紅ほっぺ、さちのか、あかしゃのみつこの順で先週にほぼ全数出蕾した。残りのレッドパールは、80%と順次蕾が出てきた。しかしあかねっ娘(ももいちご)は、先週59パーセントから60パーセントと出蕾の率が伸びていない。これは花芽が飛んだ可能性が強い。日当たりの良い場所は、出蕾率が約35%と著しく低い。10月中旬の暖かさで、生育が良すぎて株が大きくなりすぎた可能性があります。1〜2週間以内に蕾が出てこないと40パーセントのあかねっ娘(ももいちご)の収穫が1回少なくなってしまう。気になる現象です。ほんとうに、あかねっ娘(ももいちご)は、収穫量が少ない上、栽培条件が難しい。普通処理のイチゴの内、章姫の出蕾率は45%と順調に蕾が出てきた。普通処理のイチゴの蕾は、東側の南側に近いほど早く出てくる。逆に西側の北側ほど蕾が出るのが遅れる。普通処理のアスカルビーも出蕾率は、71パーセントと予定より早く蕾が出てきてしまった。残りの紅ほっぺやあかしゃのみつこ、さちのか、あかねっ娘(ももいちご)は、株の生育が良すぎて大きくなりすぎた為予定より1〜2週間遅れそうです。紅ほっぺは、来週蕾がでそうです。
蕾が出て花が咲くようになると、ランナーの出が少なくなります。また寒い時期はほとんど、ランナーが出ません。
写真1は、右側が普通処理の章姫でまだ花が咲かず、ランナーが多数でています。左側は、夜令処理の章姫で花が咲き始めたためランナーの出が少なくなりました。
蛾の幼虫が葉を食べた跡が3箇所見つかりました。放置しておくと、新芽の成長点を食べてしまい、新葉が出なくなりイチゴの株が枯れてしまいます。10日にトアロ(生物農薬で虫が葉を食べると死んでしまう)を散布することにした。

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