イチゴのポット受けや挿し木の苗取りがおわり、栽培ベットの準備を開始しました。

 いよいよ、暑くなりました。
山梨も昨日、梅雨が明けました。
今日は、最高気温34.5度と猛暑日に一歩手前でした。
忙しい毎日を送っています。
館長も年齢とともに、疲れるのでブログを書く回数が減ってきました。
元気で働いていますので、ご安心ください。
8月24日からの前立腺がんの手術(小線源療法)までには、今シーズンの定植の準備や
苗の準備を終わらせる予定です。
8月23日には、夜冷処理をスタートさせて、手術に臨みます。
 現在は、
1.ポット受けの苗の葉欠きをして、徒長した苗を9月の定植までに
  しっかり2か月間育てます。
2.挿し木の苗を活着させ、挿し木で弱った苗を、9月の定植までに
  2か月かけて大きくします。
3.9月の定植に備えて、栽培ベットの培地のココ(ヤシ殻)を
  交換したり、枝が折れないようにベットを盛り上げます。
 以上、何やかやと仕事は山盛りにあります。
4.ポット受け時に発生したの苗の病名が判明しました。
 病名は「萎凋病」でした。対策のの薬はないそうです。
 「萎凋病」は、地下感染なので培地がポットごとに隔離されているポット苗は拡大しません。
 温度も28度以上では、発生しにくいそうです。
 現在、病気も収束しているので、今日からの暑さに対応するために頭上潅水を開始します。
5.挿し木の苗取りが終わったので、親株を手入れをしています。
写真1.挿し木で苗を採った後の親株の手入れ。
太郎苗が残っているので、太郎苗を取り除き、親株の負担を減らします。
沢山の苗を採ったので、親株の古い葉を取り除き元気を取り戻します。
写真2.若い小苗が出ているランナーを意識的に残しておきました。
万一、挿し木の苗が活着しなかったり、苗が不足したときに苗が採れるようにしておきます。
写真3.葉欠き前のポット受けのかおり野。
ポット受けで徒長して密集しています。
写真4.葉欠きして、片側の葉か短くなりました。
もう一度葉欠きすれば、徒長もおさまり元気な小ぶりな苗に戻ります。
写真5.梅雨も明けて、暑くなってきたので昼間は、頭上から散水します。
頭上から散水することにより、地温が下がるうえ、苗の葉に水分が補充されるので
苗も元気になります。手の潅水の少なくて済みます。
白く霧のように見えるのが、水のミスとです。
しかし、苗に病気が出るを全滅するので、他のイチゴ園では、
頭上潅水を避けて、底面給水にしているようです。
写真6.苗の葉全体に水をかぶり、苗も気持ちよさそうです。
写真7.栽培ベットは、6月からの乾燥と水攻めで、有害な菌が死滅しました。
これからは、イチゴの株の根を除去しなければなりません。
写真8.栽培ベットに残っているイチゴの株。次の苗を植えるために除去しなければなりません。
写真9.手で丁寧にイチゴの株と根を除去します。
年々上手に栽培すると、根が太く元気になるので除去するのが大変です。
写真10.根を取り除いた後に、新しい培地(ココ)を高く盛り上げます。
高く盛り上げることにより、イチゴの枝折れがなくなります。
このココの盛り上げ高さは、日本一でしょう。
ここまで盛り上げるには、時間とココ(ヤシ殻)を必要とするので他のいちご園には
真似ができないでしょう。
これで、今シーズンも大きなイチゴの実を安心してならせられます。
写真11.早く抵触する南側のベットのココ盛りが仕上がりました。
来月は、残り北側の半分(30本)を仕上げます。

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