章姫の挿し木の苗も、安定してきました。館長の前立腺癌のの手術の日が決まりました。
昨日7月15日は、曇り雨気温28度と言う予報でしたが、完全に予報が外れて晴れになり
最高気温は、34度になりました。
少しでも挿し木の苗に日を当てようと黒の遮光カーテンを巻き上げた結果、予想に反して晴れたため
苗がまたまた、萎れてしまいました。
もう、天気予報を信じるのはやめて、12時から14時の間は、晴れていることを前提に
挿し木の部屋の管理をすることにしました。
7月16日、苗も順調に活着してきているようです。
7月11日から15日までは、一念で一番忙しい週でした。
朝5時から皆が来る8時までに、ポット受けの苗を切り離ししたり、切り離しの苗の葉欠きを行います。
全員がそろえば、挿し木の苗取りを8時から5時まで行います。
何とか皆の協力でなりきることが出来て、ほっとしています。
館長の前立腺癌について、皆様にご心配をおかけしておりますが、朝5時から夕方まで元気に仕事をしておりますので
ご安心ください。
癌と言う認識もなく、癌により痛いとか疲れるなどの自覚症状もないので、精神的にも楽です。
7月13日は、前立腺癌の手術の日程を決めに病院に行きました。
前回は、無理に手術をしなくて「癌の進行具合を観察してもよい」と言われて喜んでいました(笑い)。
今回は、前の病院の検査結果や前の病院で取った前立腺の癌組織を新しい病院の先生が見て
手術の最終判断をしていただきました。
今回は、思いもよらず、厳しい選択を迫られました。
結果は、「内部小線源療法と外部放射線療法」の両方を併用することになりました。
理由は、グリソンスコアが前の病院では「3+3=6の初期リスク群」。
今回の病院では、「3+4=7の中間リスク群」となり、癌のレベルが少し上がりました。
簡単に言うと、「癌の顔がよくない→悪性の癌」らしい。
MRIやCT検査では、前立腺外部には、癌の転移が見られなかったが、MRIなどで検出されないぐらいの
微小のレベルで癌が前立腺外部に転移している可能性がある。万一を考え前立腺の外部に外部から放射線を当てて
再発の可能性を極力少なくする必要があるそうです。
今回もいろいろな選択肢があり、先生から決めるように言われました。
(どの内容を選んでも、再発の可能性は同じだそうです)。
どの手術も、尿障害関するリスクは大なり小なり有る。
1.前立腺の切り取り手術。(手術による様々なリスク有)
2.内部小線源療法→約1か月後に外部放射線療法;25回で土日を除く毎日;(併用により尿が狭くなる確率が高い3%)
3.放射線療法(38回)+放射線療法の前の半年間女性ホルモン療法(女性ホルモンによるリスク多し)
4.サイバーナイフ;1泊2日のマーカ付けと5回のサイバーナイフ;(新しい技術でまだ完全に確立されていない)
館長は、手術後のクオリティライフと尿障害の低リスクと入院期間が短い(復帰が早い)ことから、
内部小線源療法と外部放射線療法の併用を選びました。痛みも少ないことを期待している(笑い)。
外部放射線も、技術が進みなるべく直腸に当たらないように直腸をよけて放射線を当てる機械もこの病院には
あるので、安心です。
併用することにより放射線量は、小線源療法療法単独160グレイ→併用により110グレイに低くする。
放射線療法単独(2グレイ/回*38回=76グレイ)。→併用により(1.8グレイ/回*25回=45グレイ)に低くする。
館長の家から病院まで、約5〜6分なので、放射線療法で25日間通院することは、あまり問題ありません。
今の予定は、仕事をしながら午後3時から4時の間に10分から15分放射線療法を受けます。
1.手術日は、8月24日〜27日(3泊4日)。オリンピック期間の17日〜21日を希望。病院の予定で出来なかった。
(放射線を前立腺に埋め込むため、家族を含め手術後3日間は、面会謝絶です。誰にも会えないのが寂しい。)
8月24日から短日夜冷処理を開始します。この日程であれば、今シーズンのイチゴ栽培の日程に問題は起きません。
毎年楽しみにしている旅行は、短日夜冷処理の苗に蕾が見られた後の11月になるでしょう。
2.放射線療法は、9月26日から10月31日まで通院。
写真1.元気に根の準備をしている小苗。
写真2.一番元気な注苗。
写真3.ガッチリした大苗。
写真4.ポット受けの苗の切り離しが、全ての品種で完了しました。
雨や曇りが多いので、灰カビ病で茎が腐食して折れてしう苗が、少し見られます。
葉に斑点が出ることはありません。
19日に県の農業技術センター専門家に、病気の内容を調査していただきます。
全体的には、よい苗が採れています。