館長は、前立腺癌の治療方法を決めました。

 6月10日に検査入院をして、6月15日に先生から検査結果を詳しく説明していただきました。
前立腺癌は、大したことはないといろいろの人から聞いていましたが、「やはり癌は、癌です!」
癌の進行は遅いのですが、完全に癌を取り除かないと体の骨や内臓に転移するそうです。
1.骨や内臓に癌の転移は見つかりませんでした。
2.館長の前立腺がんは、
?PSA5.4と比較的低い。
?生検で癌の範囲が前立腺の25パーセント前後(8本の針の内2本から癌が見つかった)。
?見つかった癌の組織を顕微鏡で見たグリソンスコアは、「3+3」と6で低い。
(7〜9は、前立腺の摘出が望ましい)。
?転移なし。(癌は前立腺内にとどまっている。)
以上のことから、館長の癌の進行状況は、「ステップ2」とか「初期リスク」の
初期段階で、根治処置をすれば、危険性は少ない。
この初期段階で、治療を行えば、
1.5年後の生存率は、99パーセント以上。
2.10年後の生存率は、治療方法により70〜90パーセント。
 館長は、自分の寿命を70歳ぐらい思っていました。
癌になることにより、自分の残された寿命を考えるようになりました。
館長がこれから平均寿命を生きれると考えた場合、残りの寿命は約15年です。
とりあえず、残り10年を元気に生活できて、生きることを目標としました。
残された人生は、
1.今以上の最高のイチゴをお客様にご提供したい。(不幸にして2014年の雪害で
 館長がやりたいことが3年間出来なかった。)
 ○無農薬栽培の横展開。
 ○異常気象に負けないイチゴ栽培の確立。
2.馬車馬のように働いてきたこれまでの人生と決別して、家族や親せき友人と
 楽しく生きていく。
前立腺癌の治療法には
1.根治的前立腺摘除術(前立腺など摘除)
2.放射線照射
3.小線源治療(放射能を帯びた針70〜200本を、前立腺に埋め込む)
4.内分泌両方
 家族や館長は、完治を考え「根治的前立腺摘除術(前立腺など摘除)」を検討しました。
しかし、どの治療にも一長一短があり、十分検討する必要があることが分かりました。
前立腺がんの治療は、先生が決めるというよりは、患者本人が決めることの方が多いようです。
理由は、治療方法にあまり再発性の優位さが少ない。癌の進行が遅いなどが考えられます。
もちろん、進行状況(ステップ)に合わない治療方法は、先生から認められません。
先日までは、インターネットで前立腺癌の情報を詳細に調べました。
特筆することは、様々な癌についての貴重なビデオが無料で見れることです。
館長が最初に見たビデオは、
前立腺がん治療を考える上で大切なこと 田中 宣道 氏
それから、次々と前立腺癌のビデオを有りとあるゆる内容について、見ました。
その結果、前立腺癌の場合、初期段階であれば「根治的前立腺摘除術(前立腺など摘除)」と
「小線源治療」において再発率や生存率において、ほとんど優位差がないことが分かりました。
「根治的前立腺摘除術(前立腺など摘除)」のリスクは、
1.尿失禁の可能性が残ることです。
2.手術のよし悪しが、手術後の生活に大きく影響する。
3.腹を切るのは、痛みが大きい。(万一手術をするなら、ダビンチがお勧め)
小線源治療のリスク
1.15年後の生存率で根治的前立腺摘除術に若干劣る。
2.最新技術のため、若干副作用があるらしい。
残された人生で、尿失禁を気にしながら生きていくことは館長には耐えられないことです。
この年齢になり、手術などの治療を受ける場合は、手術後の「生活の質」すなわち
「クオリティー・オブ・ライフ」が大切になります。
したがって、痛みが少なく(笑い)、入院日数が4日と少ない「小線源治療」を選択しました。
「小線源治療」が出来る病院が山梨には、1か所しかありません。
6月27日に診察を受け、手術日を決めたいと思っております。
 館長は、元気ですので皆さんご安心ください。
来シーズンには、過去最高のイチゴをご提供して見せます!

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