章姫の花芽文化の考察。
山梨県の天気。最低気温12度。写真1は、右側が8月30日に定植した章姫。左側が9月21日に定植した章姫。20日の定植日の差がありますが、現在では大きさが、ほぼ変らなくなりました。しかし定植から出蕾までの生育期間(約30日)が短い夜令処理の章姫は普通処理の章姫(60日)よりいちごの粒の大きさが少し小さくなります。当館の章姫の出来栄えは、過去最高の出来栄えです。今年は何処のいちご園にも負けない生育状況です。章姫の夜令処理(促成栽培)は、13日(30%)から出蕾し始め30日(90%)にほぼ出蕾を終えることが出来た。大きな株に仕上げた章姫の花芽分化が遅れたり、花芽分化が飛ぶかもしれないと言う心配の中、6日には多数の出蕾が可能になりました。章姫は苗の大きさや定植後の株の大きさにより出蕾時期が変りやすい。基本的には、寒さの蓄積で花芽分化が形成されます。次に苗の大きさ、定植後の株の大きさ、定職時期の温度、採苗時期の順番に影響されるような気がします。今年の山梨県の天候では、9月15日に定植された苗が一番早く出蕾しました。
今日は、ランナー採りをした。ランナー採りは週2回しないと伸びすぎてしまう。大きな株ほど沢山出るのでたいへんです(写真2)。