雨や曇りでイチゴの生育が遅れそう!
土曜日と日曜日は、館長のブログをお読みください
12月14日から12月27日まで、ご予約の定員に達しました。
つきましては、15日〜27日のご予約をお受けできません。
天候等の状況で、収穫量が増えましたら、3〜5日前に追加ご予約をお受けいたします。
今日も薄曇りの天気です。
今年の山梨の果物は、さくらんぼうに始まりもも、ブドウと不作の連続である。
現在は、干し柿が温度が高く湿度が高いので、乾燥しなかったりカビが生え困っているそうです。
最近の農業は、異常気象の影響で大変です。
お客様も9月は高い野菜を買わざるをえなかったり、品薄だったりでお困りのだったと思います。
しかし、11月は、ホウレンソウなどの葉物野菜が過去最高の安値だそうです。
イチゴの栽培においても、この雨や曇りの日照不足と暖かさが今後の12月以降の収穫に必ず
影響してきます。太陽(日照)は、車のガソリンと同じで、ハウス栽培でも太陽がなければ
生育しません。
ちなみに今年の9月から今日までの曇りや雨の日数を調べました。
9月は、16日曇りや雨(53%)。
10月は、9日曇りや雨(29%)。
11月は、11日曇りや雨(65%)。・・・・・17日までの集計
11月は、まだまだ曇りや雨が続きそうです
今館長が推測的る不作の内容は、
1.暖かさで収穫時期が早まる。
2.日照不足で小粒になり収穫時期が早まる。
3.2番3番の花の形成に何らかの影響が出そう。
4.イチゴの糖度不足
5.今週は、晴れの日が少ないのでミツバチさん達が、出てこなくて受粉活動が減り
最悪は、不受精花が増えるかもしれません。
館長の予測以外のことが起きるかもしれません。そのときは、大変な事態となるでしょう。
当館の15年の花芽分化の纏め。
1.2〜4割の小苗が、9月上旬から中旬にかけて出蕾→蕾を除去
2.無処理の大苗の出蕾は、10月16日頃に遅れる。
3.章姫などの9月上旬に出蕾した小苗は、10月9日頃に2番目の出蕾と例年より早い。
4.紅ほっぺは、出蕾が章姫より1週間遅れた、大きな花が咲かず小さな実しか収穫できそうにない。
5.紅ほっぺの2番目の出蕾は、遅れており、10月23日頃か?
6.あかねっ娘(ももいちご)は、5割までは計画通り10月9日までに出蕾。
残りの5割は、例年のように10月23日頃から10月末にかけて出蕾する予定。
7.今年から量産体制に入ったホワイトレディーは、夜令処理が2〜3割出蕾。無処理は、
1本も出蕾が見られない。来年は、あかねっ娘(ももいちご)より長い期間夜令処理が
必要か?
結論は、いろいろな品種の出蕾時期がそろわず、収穫時期がバラバラになりそう。
さらに、収穫時期もバラバラで、お客様の入場できる人数を読み取ることが難しい。
毎日少しずつ蕾を摘果しています。
昨年は、再建の仕事が多くて本業のイチゴの手入れが間に合わなかったが、今年は手入れに
専念できるので助かる。
イチゴの手入れの合間を見て、完全に再建していない内容や、再建の不具合箇所を手直ししています。
1.章姫の蕾採り。7〜12個に摘果しています。
2.いちご狩りハウスの雨どいのパイプ取り付け。
再建のハウス屋さんが次のいちご園の再建に急いで行ったので、パイプを付け忘れていました。
まだ、山梨のハウス屋さんはブドウのハウスの再建を頑張っています。
出来ることは、自分でします。
全部で、10本取り付けました。
これで、ハウスの中に天井の水が、下から入ることが無くなりました。
3.新しい場所に再建した育苗ハウスの敷地は、自費で整地をしたので、柔らかかったり
凸凹です。通路マットをはがして山砂を入れて整地しています。
4.いちご狩りハウスの北側のアオサギが、側溝の魚を狙っています。