イチゴの生育のために晴れてほしい!孫の光咲の七五三の着物姿は、超可愛い〜。
最近の天候は、1週間に3日間晴れればよい方です。
来週も、目まぐるしく雨や曇りや晴れと変わりそうです。
この気候が農作物、特にイチゴの生育にどのように影響を与えるか心配です。
イチゴの場合は、半年間収穫をするため、気象条件が短期的に影響することはもちろん、
長期的にも大きく影響してきます。
昨年は、11月14日頃からの急激な寒さが始まり、12月は2月並みのマイナス5度
前後の気温になり、イチゴの花芽分化が大きく狂い、いちご史上最悪不作の年になりました。
この日照不足は、12月の収穫までのイチゴの株生育には、
1.収穫時期の遅れ?
2.収穫できるイチゴの粒が小粒になる?
3.12月までの株(根)に貯金が出来なくなり1月以降に影響?
4.2番花の遅れや、花が小さくなりイチゴの粒の大きさに影響?
など、予測できないことを館長なりに推測しています(笑い)。
現在、イチゴの花も咲き始め、蕾を7〜12個に摘果しています。
2番花の出蕾も見られたので、栄養成長に戻らないことを見越して、
イチゴの生育をよくするために
1.保温の開始。
2.炭酸ガスの開始。
3.肥料濃度を高くする。
4.アイベリー系統のイチゴに電照の開始。
5.葉面散布の開始。
などを開始しましたが、肝心な太陽(日照)がないので、ほとんど効果がでません。
曇りで日照が少ないので、通常より古い葉を除去して新しい若い葉に光が
少しでも当たるよう試みたりもしています。
肥料の給液量もこまめに増減したりして、イチゴにとって良いと思われることを、
全て実施しながら、この日照不足の悪影響を減らすよう努力しています。
来シーズンのイチゴの親株が苗屋さんから来ました。
来シーズンは、2014年の2つきの雪害から倒壊した親株ハウスが、
5月に再建できるので、章姫と紅ほっぺは、全てメリクロンの親株を購入して定植します。
その他の親株は、全て自家苗です。
今年は、タンソ病が発生した影響か、苗屋さんから親株が届くのが例年より遅いです。
先週、孫の光咲が七五三を迎えました。
写真1.孫の光咲の着物姿です。孫バカなじーじは、何時もよりもっと可愛くなった
光咲に嬉しさ100倍です。皆さん、本当にかわいいですよ!
運の良い人は、いちご狩りに来れば、会えるかもしれません(笑い)。
写真2.12日に届いた章姫のメリクロン苗。
残りは、12月に入荷。思ったより元気で大きな苗でした。
写真3、すぐに古い葉を除去して日が良く当たるように、1列おきに
並び替えました。この親株から無農薬(残留農薬ゼロ)の苗を作るのですから、
当然親株も無病・無害虫でなければなりません。
すなわち、来シーズンの無農薬は、今日からスタートです。
写真4.10月15日に入荷した紅ほっぺの親株。
届いたばかりは、痩せている元気のない小さな苗でしたが、
2週間で少し大きくなりました。
写真5.あかねっ娘(ももいちご)の花。
今年のあかねっ娘(ももいちご)は、八重の花が多く、先端が丸いです。
平べったい実になりそうにないので、ほっとしています。
写真6.ようやく章姫に八重の花が咲き始めました。
八重の花が咲くことは、大きな実が収穫できる証です。
イチゴの実の大きさは、花が咲いたときにすべて決まっています。
小さい実は、花弁が5枚です。
写真7.現在のイチゴの株から出てくるランナーは、非常に太いです。
イチゴの株が元気なことを示しています。