高温ダメージを受けた苗は、今シーズンのいちご狩りには使えないのが、分かりました。章姫の定植が完了。
土曜日と日曜日は、館長のブログをお読みください。
3月上旬の雪害の状況
14日の夜の停電に端を発した短日夜冷処理ハウスの高温により苗のダメージは、
館長の予測をはるかに超えて深刻な状態になりました。
2月の雪害によるハウスの倒壊、今回の様々な条件が重なり起こったハウスの高温、
何とも14年は、運の悪い事か・・・・・・・・。
もし、神様が存在するなら、「何故、館長に厳しい試練を与え続ける」のだろうか?
そして、何故「館長に奇跡を起こさせ、幸せな12月の収穫を迎えさせよう」としているのか?
15日に比較的ダメージの少なそうな苗を定植し、何とか予備の苗でこの危機を
乗り越えられると思っていた。
16日の朝、先日の定植した章姫の苗が無残に萎れているのお見て、愕然とした!
ハンマーで頭を殴られたようなショック。
もう、心が折れて何も考えられない・・・・・・。
しかし、雪害でお客様や友人親戚の応援を頂いている。
このまま、いちご園の開園を大幅に遅らせたり、規模を縮小するわけにはいかない。
高温にさらされた苗は、地上部の葉が枯れ地下部の根が真茶色に焼けている。
とても早期に回復できそうにないことが、現実としてわかってきた。
15日から18日までの間に出来ることは全てしてきたが、高温にさらされた苗を
今シーズンのいちご狩り用の苗として使うことは、収穫時期や収穫量の関係で不可能と
言う結論に達しました。
18日は、館長の予備苗で対応できない苗は、購入することにした。
あかねっ娘(ももいちご)の苗だけは、購入することが出来ませんでした。
今シーズンのあかねっ娘(ももいちご)の収穫開始時期は、遅れそうです。
19日から苦し紛れに定植した枯れた苗を除去して、手配した苗が入ってくるのを待ちます。
さらに運の悪いことに今年は珍しく秋の訪れが早く、イチゴの花芽分化が早く起きそうなので、
高温にさらされた苗の定植のやり直しは早く終わらせなければならない。
今日は、残った章姫の苗を定植しました。
元気な最高の苗です。
兎にも角にも、最高の苗と言えずもより良い苗で12月の収穫が出来るめどが立ちました。
購入する苗の出来栄えは、期待できないので定植後は「この14年間で習得した
ありとあらゆる技術を駆使し」て最高のイチゴを収穫したい。
そして、この1年間当館を応援しくださった皆様をお迎えしたい。
写真1.高温にさらされた苗の定植後の状況。
9月15日の定植後。何となく助かりそう????
9月16日大半の苗が、萎れてる。
まさか、こんなひどい状況を見るとは夢にも思わなかった。
9月18日 萎れた苗をとりのぞいたが、無残な状況。
この高温ダメージを受けた苗で、今シーズンの収穫を迎えることが不可能である。
写真2.気を取り直して、残っている苗を植えることにした。
章姫の苗を定植。
例年通りミドリ緑した大きな苗です。美味しいイチゴが期待できますよ!