日照不足で、イチゴの苗も徒長気味。雪害で倒壊した育苗ハウスのビニールなどの後片づけ。
土曜日と日曜日は、館長のブログをお読みください。
3月上旬の雪害の状況
今年の異常気象は、特別である。
12日ぶりに1〜2日少し晴れたが、また曇りや雨の天気の連続である。
イチゴの苗も、生育はしているのですが、徒長気味で茎もやわらかく、
大きな葉を持ちこたえられません。
日照不足対策をしていますが、花芽分化だけが早くても、苗の生育が遅れれば
イチゴの収穫時期にイチゴに大きなストレスが加わり、2月以降の収穫量が激減する可能性が
出てきました。
当館は、短日夜冷処理の暗い時間を5時から朝8時までを現在の日の出、日の入りに
合わせて変更しました。
これにより、朝の貴重な日照2〜3時間と夕方の1時間を確保しました。
その他、育苗ハウスに出来るだけ日が入り込むように改善。
今年の12月のイチゴの出来栄えは、九州〜関西までの長雨や関東の2月の雪害と曇りにより
全国的に不作となるでしょう。
苗採りの合間を見て、倒壊した育苗ハウスのビニールやパイプの廃棄処分と
後片づけをしているので、忙しい毎日です。
写真1.葉欠き前の無処理の章姫。
1週間で、隙間が見えないぐらい葉が茂ります。葉は大きいのですが、
日照不足で茎が柔らかく、苗が倒れやすいです。
写真2.葉欠き後の無処理の章姫。
奥の苗まで、日が差し込むように葉欠きをします。
10日には、定植予定。
写真3.育苗ハウスのビニールや遮光カーテンを小さく折りたたんで
廃棄処分します。
育苗ハウスの周りが、片付き綺麗になりました。