いちご狩りハウスの無処理の章姫の葉欠き。夜冷短日処理の紅ほっぺ・かなみひめ・アスカルビー・アイベリーを葉欠きしました。
山梨 いちご狩りのグルメいちご館前田。今朝から、明日の台風18号に備えて色々なことを、急いでしました。午前中から雨の予報で、予定を組んでいたのですが、10時半ころから急に晴れてきました。18号は大型の割に、風や雨の予兆が少ないです。明日の生物農薬の散布を1日前倒ししました。生物農薬の散布の前には、葉欠きをして古い葉を取り除き、古い葉と共に病害虫を取り除きます。特に、害虫の卵を駆除するには、葉欠きが有効な手段です。又、定植後の葉欠きは、新葉の展開の促進や根の発根促進に有効です。しかし、色々ないちご園の皆さんに葉欠きの効果をお教えしてもナカナカ理解してもらえません。夜冷短日処理の紅ほっぺ・かなみひめ・アスカルビー・アイベリーなどを葉欠きしました。もうクラウンも十分太くなってきたので、ポットの中でこれ以上の生育はのぞめません。花芽分化を迎え定植も近づいてきているので、全ての株に均一に光・水・肥料が行き届くように強く葉欠きをしました。写真1.葉欠き前の無処理の章姫。写真2.10日に定植した葉欠き後の無処理の章姫。古い葉を葉欠きして、スッキリしました!館長の予想以上に新葉が成長して大きくなっていました。やはり、ポットで大苗に育てていた効果でしょう。写真3.葉欠き前の夜冷短日処理の紅ほっぺ。もう葉が大きくなりすぎて、上から光や水が入る余地が少ないです。写真4.葉欠き後の夜冷短日処理の紅ほっぺ。強く葉欠きをしたので、水や光が全ての株に平等に行き届きます。