山梨のいちご狩りのオープン時期とイチゴの花芽分化の発生時期。

 山梨 いちご狩りのグルメいちご館前田。先週は秋雨前線の影響で、雨や曇りが多くありました。今週からは、晴天が続きそうです。今年も最低気温(夜温)が、依然下がりそうにありません。山梨においてイチゴの花芽分化は、最低夜温が20度をコンスタントに下回らないと起きてきません。昨年は、例年より2週間以上寒くなるのが遅れて、9月23日から最低気温が20度を下回りました。このため、山梨県の無処理のイチゴの収穫は、年明けになってしまいました。全国的にも、イチゴの収穫時期は大幅に遅れました。当館は、温暖化の影響で寒くなるのが遅れて、収穫も遅れないように、「夜冷短日処理」を行っています。しかし、「夜冷短日処理」を行っても、様々な要素で花芽分化の時期が異なってきます。1.夜冷処理温度  12〜16度が最適らしい。2.短日処理   17時〜8時まで真っ暗にする。3.昼間の温度  高ければ高いほど、花芽分化は遅れる。4.品種により  花芽分化の時期が異なる5.苗の株の大きさ  大きいほど花芽分化が遅れる。6.夜冷短日処理の開始時期      8月開始は、花芽分化の時期が遅れる     9月開始は、花芽分化の時期が早い。一般的には、夜冷短日処理の期間は、10日から25日。当館は、苗に肥料を十分与え、苗の大きさも大きいので、夜冷短日処理の期間が、一般的な処理より時間がかかります。さらに、あかねっ娘(ももいちご)やアイベリーなど、花芽分化時期が遅い品種を多く抱えています。館長のこの数日は、当館の11種類のイチゴが、それぞれ何時ごろに花芽分化を迎えるかを推定するのに頭を悩ませています。  定植が早すぎると、全部が花芽分化をしていないので、収穫時期がバラバラになる。定植が遅すぎると、定植後出蕾・開花までの期間が無くなり、大きな実が収穫出来なかったり、イチゴの株が弱くなったりします。当館において、章姫の定植開始は、9月16日を考えています。いちご狩りの開始は、12月15日頃を予定しています。花芽分化の発生の最終確認は、実体顕微鏡でイチゴのクラウンを見て確認します。この作業が、細かくて難しい。7日の土曜日に確認した限り、花芽分化は起きていませんでした。館長も実態顕微鏡で花芽分化を確認しますが、間違わないように、13日の金曜日には、普及所に出向き調査していただきます。写真1.葉欠き前のあかねっ娘(ももいちご)。写真2.葉欠き後のあかねっ娘(ももいちご)。肥料切れか日照不足か花芽分化期に入ったのか、あかねっ娘(ももいちご)の株が痩せてしまいました。写真3.葉欠き前の紅ほっぺ。写真4.葉欠き後の紅ほっぺ。写真5.葉欠きごのアイベリー。

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