短日夜冷処理の章姫と紅ほっぺが計画通りに花芽分化がしました!

いちご狩りのグルメいちご館前田。山梨県のいちご狩り天気は晴れ。 最高気温は32度。最低気温は22度。日の出5時31。日の入り17時47分。 甲府の天気予報は、こちら。中央道の道路情報は、こちら。 親株の生育状況第3弾(5月21日から6月15日まで)の動画を掲載しました。 ランナーの発生がよくわかります。次郎苗からスタートして、三郎、四郎苗が出ています。 お昼に技術センターから嬉しい電話がありました。14日に花芽分化を調査してもらった時は、まだ短日夜冷処理の章姫と紅ほっぺに花芽分化が起きていませんでした。 4〜5株を技術センターに置いてきました。今日、小野様に花芽分化を調べていただいたところ、章姫と紅ほっぺに花芽分化が起きていました。 章姫と紅ほっぺの花芽分化は、館長の計画通りに起こすことが出来ました。 これから12月まで、よほど暖かくない限り、12月上旬から中旬に収穫が出来そうです。 調子に乗って、アスカルビーやかなみひめや愛ベリーの苗も花芽分化を調べましたが、残念なことにまだ起きていませんでした。 今週末から来週の上旬になるでしょう。 急遽、予定を変更して短日夜冷処理の章姫から定植をしました。苗の外観は十分大きいのですが、苗の根は、まだまだ力不足です。10月15日頃の出蕾までに、急いで苗を大きくしなければなりません。 大きな苗を作り、計画通り花芽分化を起こさせたら、定植直後の培地や給液管理などが、生育のポイントです。 写真1は、短日夜冷処理の章姫(ポット受け)。ようやく、真中にチラッと白く太い直根が見えます。暑さの影響か、根が下まで十分に届いていません。 写真2は、A棟北に定植された短日夜冷処理の章姫(ポット受け)。見えている地上部は、満足のいく良い苗です。 写真3は、D棟北の短日夜冷処理の章姫(挿し木)。真中は、無処理の章姫。

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短日夜冷処理の章姫と紅ほっぺが計画通りに花芽分化がしました!” に対して2件のコメントがあります。

  1. 内田理之 より:

     花芽分化確認ということで、気象条件にはよるものの収穫時期はほぼ確定ですね。昨年はここからしばらく温暖な気候が続き、そして12月に入ってから悪夢のような低温へと移行したのだったと思います。
     今年の気候が安定したものになるよう、祈るばかりです。

  2. 館長 より:

    お久しぶりです。
    ようやく花芽分化を確認できるところまで来ました。
    今年の猛暑で、品種により苗の出来栄えが異なるようです。
    昨年は、12月の低温で「とちおとめ」や「あまおう」が不作でした。
     もしかすると、今年は、直根が少ない章姫系統、つまり章姫や紅ほっぺやかなみひめに影響が出るかもしれません。
     当館の苗は、地上部を例年以上の出来栄えですが、地下部(根量)の出来栄えが非常に良くないです。
    花芽分化を確認してから収穫まで、約80〜90日です。
    従って、この90日の天候で収穫時期も10日前後変わってしまいます。暖かければ、収穫時期は早くなります。
     館長も皆様に喜んでいただけるように、全力で9種類のイチゴさん達と頑張っております。
     今年も沢山のお客様のご来館をお待ちしております。

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