「挿し木苗採りの新37度対策の黒遮光カーテンを除去。苗の害虫を生物農薬で駆除。
いちご狩りのグルメいちご館前田。山梨県のいちご狩り天気は晴れ。 最高気温は35度。最低気温は22度。日の出5時06分。日の入り18時35分。 甲府の天気予報は、こちら。中央道の道路情報は、こちら。 親株の生育状況第3弾(5月21日から6月15日まで)の動画を掲載しました。 ランナーの発生がよくわかります。次郎苗からスタートして、三郎、四郎苗が出ています。 今朝は、22度と涼しく感じましたし、そろそろ朝だけでも秋に近づいてきたのでしょう。 それにしても、山梨の最高気温は、8月25日まで猛暑日の連続の予報です。 今シーズン3回目の猛暑らしいです。 昔のお年寄りは「お盆を過ぎると涼しくなる」と言っていたのですが・・・・・・・。 挿し木苗採りの新37度対策エリアの黒の遮光カーテンを8日目で除去しましたが、今日の暑さ35度で苗が少し萎れてしまいました。 まだ、完全に自立できる状況ではないようです。 苗を生物農薬で消毒。粘着くん(ダニの駆除) 7月9日から7月19日までに苗採りした苗の害虫を消毒して来ましたが、ようやくダニが激減しました。 しかし、まだ館長が目指す「害虫の完全ゼロ」の状態ににはなっていません。 9月10日頃の定植までに、4回の生物農薬を散布して完全に駆除します。 今年は、親株のハウスや育苗ハウスの天井やサイドに0・4mmと0.8mmの防虫ネットを張り替えたことと、親株ハウスと育苗ハウスの入り口に0.4mmの防虫ネットをつるしたことにより、アブラムシやオオタバコ蛾やヨトウムシが発生していません。長年、館長が考えていた害虫の外部からの侵入阻止がようやく、12年目にして、達成できそうです。 特にハウスの出入り口の防虫ネットは、従業員全員の協力で害虫の侵入を阻止しています。 館長の残留農薬ゼロ(無農薬)の基本的なポリシーは、病害虫を外部からハウスの中に持ち込まないことです。 今年こそ、効率的な残留農薬ゼロ(無農薬)を達成して、生物農薬の費用削減(粘着くんとボトピカ)と作業労力の低減(動噴から静電噴霧に切り替え)を図りたい。 写真1は、挿し木から8日目で黒の遮光カーテンを除去した「新37度対策エリア」。 朝の内は、萎れずに元気でした。 写真2は、お昼頃の35度の猛暑で苗が少し萎れました。急遽、天井の黒遮光カーテンで萎れ防止。 写真3は、親株ハウスの入り口に吊るした、0.4mmの防虫ネット。3月から8月までで、アブラムシの発生1回。オオタバコ蛾やヨトウムシの発生ゼロ。 写真4は、育苗ハウスに吊るした0.4mmの防虫ネット。害虫の発生はゼロです。しかし、1匹蝶が舞い込みました。そのうちに、毛虫となって出てくるかもしれません(笑い)。