いちごの苗採りハウスの温度測定開始。

 山梨県のいちご狩り天気は晴れ。 最高気温は34度。最低気温は20度。日の出4時38分。日の入り19時04分。 久し振りに最高気温34度と蒸し暑い一日でした。今日は、苗採りの準備をしました。特に苗採りハウスの温度を連続測定しています。遮光による温度低減効果や散水による温度低減の効果を連続的に測定しています。 タンソ病は、30度を越すと急激に増殖してしまいます。いちごの挿し木した苗も30度を越すと急激に弱り萎れて発根しなくなります。 測定結果がどのように30度を下回っているか楽しみです。 今年は、温度測定しながら苗採りの最適環境を探します。温度に関係するのは、苗採りハウスの遮光量と散水回数と散水時間です。 散水回数と時間が長い方が良いのですが、多すぎると病気が出たり腐食したりするので、要注意です。 温暖化でタンソ病が発生しやすい、ナイヤガラ方式経由挿し木方式の苗採りを、技術的に安全な苗採り方式に改善しなければなりません。 タンソ病さえ出なければ、挿し木方式ほど効率的で高品質の苗が採れる方式はありません。 写真1は、今年から苗を置くベットより下にも遮光カーテンを取り付けました。これにより下から入ってくる光の反射も無くなります。

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