苗採り用のトレイの消毒準備が完了。スプリンクラーのノズルの清掃。
最高気温度32度、最低気温18度日の出4時27分、日の入り19時04分。
苗採りの準備が着々と進んでいます。今年の夏も猛暑と言う予測があります。苗採りの時期に30度以上の高温になるとタンソ病が多発します。
出きるだけタンソ病の菌を殺菌してタンソ病の発生を防止します。
タンソ病の発生には、発生するありとあらゆる可能性を取り除くしかありません。この積み上げの結果が、タンソ病の予防になります。
とにかく、タンソ病の菌はイチゴの親株から子苗、育苗ハウス、土壌などすべての所に生存していると思います。
気を抜かずにタンソ病の菌の殺菌に勤めましょう!
苗採りのトレイは、毎年リサイクルして使用しますので、タンソ病の菌が残っている可能性があります。
そこで、トレイを一番と言う消毒薬で洗浄します。
写真1は、イチゴの苗採り用のトレイを苗採りの棚に広げます。4〜5年前は、5〜10枚を重ねてドブ漬けで洗浄していました。重なっている部分が消毒できないのと作業者の安全性が心配でしたので、写真のようにトレイを一枚一枚広げて、頭上からスプリンクラーで消毒液を満遍なくかるようにしました。
写真2は、消毒待ちのイチゴの苗採り用トレイ。全部で2千枚前後有ります。数量が多いので大変です。
写真3は、育苗ハウスのスプリンクラーのノズル。このノズルも今年で9年目の物が多いです。先端が目詰まりするとトレイの消毒が均一に出来ない上、苗採り時に苗に均一に水を供給できなくなります。