親株の消毒と生育状況
最高気温度22度、最低気温10度日の出5時1分、日の入り18時27分。
大変申し訳ありませんが、5月6日までは、ご予約の定員に達しましたので、ご予約をお受けできません。
今シーズンも何とか苦労しながら、5月24日の閉園まで化学農薬を使用しないですみそうです。
来シーズンの無農薬への戦いは、既に親株を植えた2月末から始まっております。
病害虫の消毒は、生物農薬を中心に6回行っております。購入した親株のダニもようやく駆除できました。
今後は、外部から進入する病害虫を駆除しなければなりません。
親株の生育状況1.全体的に親株が大きく成長するのが遅れている。
2.芽無し(芯止まり)株が多い。現時点で5〜6パーセント。最終的には10パーセントになりそう。
原因は、購入先の種苗メーカーの苗の管理状況か?
3.ランナーの発生状況にバラツキがある。
4.花芽の止まりが遅い。
以上のことから、今年は例年より苗の取れる時期が送れたり、苗の本数が少なくなることが予測される。
写真1は、葉欠き前のメリクロン苗の章姫の親株。
写真2は、葉欠き後のメリクロン苗の章姫の親株。まだクラウン(親株の茎の根元)が、細いので葉を欠くことにより根の発根を増進させ新葉の展開を促進させる。
写真3は、メリクロン苗の章姫の親株。まだ親株が小さいのでランナー(子供)を取り除き、親株そのものを大きくなるのを待ちます。
親株が成長していないのにランナー(子供)を出させると、子供の数が減る上に、暑い夏場に病害虫に弱くなります。
写真4は、ランナー採りの章姫の親株。親株として十分大きく成長したので、ランナー(子供)を出し始めました。