(株)ジャット様の”いちご高設栽培システム”の見学会に参加。
最高気温15度、最低気温6度
午後は(株)ジャット様の”いちご高設栽培システム”の見学会に参加する。長野県(夏イチゴ栽培の方らしい)、群馬県、埼玉県などから約20数名の方が参加されていた。偶然にも2006年に年に当館に視察に来られた秩父観光組合の田口様にお会いした。
このシステムの特徴は、安価で耐久性もあり温湯菅も装備していることである。もともと(株)ジャット様は肥料の販売会社なので正直あまり期待していなかったが、期待以上のシステムであった。 概略の費用は300坪で約450万円前後です。
現地見学の後に、(株)ジャットの岩男様から色々なイチゴの栽培のご指導がありました。
今日は、カルチャーショックを受けてかえって来ました。館長は、肥料についてまだまだ勉強不足と言うことが良く分かった一日でした。
(株)ジャットの吉岡課長様、ご案内ありがとうございました。
写真1は、(株)ジャット様の”いちご高設栽培システム”。上から太く降りてきているホースが温湯菅。
それにしても、見事に大きなとちおとめが生っていました。こちらの農家の方は高設は初めてですが、イチゴの栽培は20年近くされており、いちごの栽培技術は素晴らしいです。
写真2は、ベットの写真。幅が広いので高設特有の枝折れは少なそうです。ベットの下を保温するのは培地温度を確保するのに有効でしょう。
写真3は、ベットの構造。培地は、通常寒冷遮(遮光カーテン)に利用しているもので、強度が高いものを選んでおられるとのこと。ベットの真下にあたる部分はシートの目の粗さを荒くしてある。ここから培地が漏れ出る量は少ないとのこと。培地はジャット様特有の培地です。
黒い寒冷遮の下はビニールが有り、廃液を戻せる構造。この材質は、保温カーテンに使用している物です。培地量は1株当たり4〜5Lと大目である。
温湯菅は培地の深さ20Cmに対して10Cmの所に通ります。