育苗用のトレイの準備(6月24日)。章姫の21世紀塾に参加(25日)

最高気温28度、最低気温20度
 これから7月14日までに約9万本の育病用トレイを準備する。この暑い時期の重労働の作業となる。
 写真1は、棚の上に広げて消毒したトレイを中央の一箇所に集める。タンソ病の予防にはトレイは確実な方法で消毒することを、お勧めします。
 写真2は、トレイに7.5Cmのピンクのポットを入れる。当館は9種類の苗を育苗するので、品種ごとに色を変えています。基本的には三好アグリテック様に合わせております。ピンクは章姫です。
 写真3は、ポットに培地(ココ;ヤシ殻)と入れます。圧縮されたココ(ヤシ殻)を水で膨らまして細かくするのが重労働です。出来高はこのココと貸しのスピードで決まります。
 軽くポットにココを入れて、軽く手で押し込みます。この押し込みが弱く培地が柔らかいと、苗を挿し木して時に倒れたり、上からの散水の時に苗がぐらぐらして活着しなくなります。倒れると手直しをするので、挿し木の時間がかかり大変です。
 写真4は、ポットのココを押さえ込んだ後に、ココを追加して軽く上から押さえつけます。
写真5は、完成したトレイを台車で6枚、一度に運びます。
 写真6は、今日の完成したトレイ。一日目で240トレイ(9600本分)が完成。明日からは、一日500トレイ(2万本分)にペースアップ。
 25日は、第20回イチゴセミナー(21世紀塾)に出席する。農家は会社と異なり新しい技術、情報などが入手しずらい。館長は、新しい情報を入手するよう、山梨県高設養液栽培いちご連盟を作り、一緒に勉強会に参加している。いちご園藤田様・石和いちご館青柳様・白州いちご館ハラ様・新海ファーム様がメンバーで活動している。
 毎年、(有)サギサカ様には、このような勉強会の機会を与えていただき感謝しております。
 1、農業の安全性について〜本当の安全性とは?
   日本農薬(株)内田環境安全部長様が講演。
 農薬の安全性について他方面から講演。その中でも、リスクのトレードオフ(残留農薬のリスク・アレルゲン・カビ毒のリスク・O157)は、興味を引かれた。
 2.出蕾から成熟までを見る。
   萩原 貞夫先生
 19年度は8月と9月が暖かく花芽分化が遅れたことや章姫の栽培技術の指導が有った。
  

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