今年は、クリスマス用ケーキの納入で苦労しています。

12月〜1月15日までのいちご狩りのご予約は、定員に達しましたのでご予約をお受けできません。
12月28日から15日のいちご狩りのご予約は、その週の1週間前に追加ご予約をお受けいたします。
(収穫量が少ない時は、追加ご予約をお受けできませんのでご了承ください)。
1月15日以降は、20年間で一番良い収穫量となるでしょう。
なぜなら、一番目の実が小さかった分、1月の2番目の花の実は大きく収穫量が良くなります。
今日から、クリスマスケーキ用イチゴの出荷が始まりました。
例年ですと、ケーキ用のイチゴは楽勝で納入出来ました!
今年の12月は20年ぶりの不作のため、ケーキ用イチゴも不足気味です。
何とか、11月から栽培環境を変えて出荷が出来るよう頑張っています。
当館などは、たった3軒のケーキ屋さんにイチゴを供給しているだけで、不足気味です。
当館のケーキ屋さんは人気店で、飾り用のイチゴが多く、中に挟み込むイチゴも多いので大変です。
聞いたわけではありませんが、推測すると1個のケーキに8〜12個使いそうです。
さて、今年販売されるクリスマスケーキは、イチゴが載っているのが少ないでしょう。
その理由は、下記の内容です。
1.栃木・群馬・茨木・千葉地域は、台風で相当ダメージを受けたようです。
2.その他の関東地区は、温かい秋の為に花が咲くのが遅れて、収穫が遅れている。
いちごの販売で難しいのが、大粒は、贈答用に使用。中粒はパック用。小粒はケーキ用です。
クリスマスの注文に対応するためには、いちごの花芽分化を調節して収穫時期をクリスマスに合わせ、
さらに粒の大きさを小粒に合わせなければなりません。
今年のように、4度の異常気象で下記の現象が多発。
?7月の長梅雨による日照不足で苗の生育遅れ。
?10月の雨や曇りの日照不足で不受精や小粒化。
?10月と11月の気温が1.5度プラスになり、収穫時期が早まつたり、小粒化。
?これからの24日までのクリスマス期間は、曇りが多く、苺が赤くならない。
どんな言い訳をしても、ケーキ屋さんは、お客様からご注文を受けているので
何とかケーキ用イチゴをお届けしなければなりません。
これから24日までは、針の筵です!
写真1.クリスマスケーキ用のイチゴ。小粒サイズ(30個/トレイ)。
写真2.クリスマスケーキ用イチゴ。大粒サイズ(24個/トレイ)。

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