いちご狩りハウスにサビダニ発生。イチゴ酢の2日目。

山梨の天気。最低気温8度。イチゴ酢の2日目。写真1は、少し赤さが酢のほうに広がってきた。まだサラダイチゴが赤い分、赤のアントシアンが酢の方に移行していない。
無農薬情報;恐怖のチャノホコリダニが出てきた。写真2のように、茎や葉脈がサビたように茶色くなる。今年は、親株や苗の時には発生しなかった。従って、いちご狩りハウスに住み着いたいたものが、この暖かさで出てきたのではないかと推定する。チャノホコリダニ(サビダニ又はホコリダニ)は、小さくて8〜16倍のルーペなどでは見えない。顕微鏡の50〜100倍で見える。当館の実態顕微鏡で確認した所、小さなチャノホコリダニが検出された。特性は夏場の暑さが40度近くから発生する。小さいため、他のダニと異なり風に乗り他の株に移行するので、初期駆除が大切です。農薬はダニ剤であれば、何でも効果があると言う人と、特定な農薬(サンマイトフロアブル)でないと効果が得られないと言う人もある。当館は農薬を使えないので多発している株は、写真2のように株ごと抜いて除去する。軽微な株は、写真3のように葉を切り取り、葉ごと除去する。ごく軽微なものは、粘着くんをハンドスプレーにて回数散布し強引に駆除。
今日も1日、いちご狩りハウス全体を害虫や病気が出ていないか入念に見て回った。初期防除が無農薬には、一番大切です。

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