天敵の導入は失敗しました!

山梨県の天気。最低気温10度。昨日2日にダニの天敵のスパイカルを導入した。先月19日のブログでご紹介したように、600株の葉全てを調査した結果、ダニが1匹と卵19個が発見された。この発生率で計算すると当館のいちご狩りハウスに約40匹のダニが生存している計算になります。そこでダニの天敵スパイカルを導入した。ちなみにダニが多数いるときは、ダニしか食べないスパイデックスを使います。今回のように少ない時は、ダニ以外の花粉などを食べて生きていけるスパイカルを使います。スパイカルは、ダニがいなくても生存できる分、スパイデックスより効果が少ないです。天敵を使用して4年目になりますが、天敵は、500mlに2000頭入ってきます。しかし本当に2000頭入っているか疑問を持っていました。館長の経験では2000頭入っていない気がします。また500mlを10mlずつ50回に分けていちご狩りハウスの中に放出するのですが、どうも均一(10mlに40頭)に振り分けられていないような気がしていました。そこで今年は通常6本12000頭のスパイカルを放出するところを、3割大目の8本16000頭(5万円)を放出することにしました。
写真1は、オランダから輸入されたスパイカルのボトルです。写真2は、全員で手分けしてスパイカルをいちご狩り農園に放出している写真です。写真3は、いちごの株の葉の上に均一にスパイカルを放出します。写真4は、10ml
のスパイカルが入っている量を白い紙の上に平らに広げスパイカルの数量を数えます。スパイカルは、動くので分かります。細かく茶色に写っているのは、おがくずみたいな木のチップです。
今年のスパイカルの量が非常時少ないような気がしました。館長の性格として疑問を感じたときには、数値的、理論的に確認、証明しないと納得できません。そこでスパイカルの放出10回ごとに、スパイカルの数量を数えました。なんと40頭いなければ成らない所、2〜5頭しかスパイカルがいません。そこでアリスタに連絡を取りクレームをつけました。代品の納入の回答を得られましたが、納期が11月の10日になってしまいます。その間ダニが増えてしまうのが心配です。天敵は、手配してから納入までの時間がかかるのが欠点です。
天敵を使いこなすには、(1)天敵の選択。(2)ダニの発生タイミングと導入時期。(3)ダニの生存数量に対して、何頭天敵を導入するか?が問題です。しかし根底条件として、500mlに2000頭天敵が入っていないと全てが無駄になってしまいます。どうもこの基本的なところが、いいかげんです!アリスタさんには、もっと頑張っていただきたい。天敵を検討している農家の皆さんや、既に使用している農家のみなさん一丸となってアリスタさんの言われるままでなく、2000頭の数量の納入を確認しましょう!会社で購入すれば、このようなことは、大問題になります。しかし農家においては、いいようにあしらわれてしまう。一軒の農家の力不足を感じる。この問題は、天敵の話だけでわなく、購入品全てに言えます。やはり農協、経済連、県の農業改良普及センターなどの勉強不足と技術不足を痛感する。現在参議院選挙で、地方の一人区の票集めを目的に、農家の支援策を自民党や民主党が提案しているが、補助金の話ばかりで的外れである。日本のような機械化の難しい狭い国とアメリカなどの広大な国の機械化が進んでいる農業を同じレベルで比較できない。やはり日本の狭い土地では、施設栽培等で技術を駆使して効率よく生産する方向に進むしかない。

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