来シーズンのいちご狩り用の苗取りの準備開始。ポットに土(ヤシ殻)入れ。
土曜日と日曜日は、館長のブログをお読みください。
さ〜、来シーズンのいちご狩り用の苗取りの準備開始。
来シーズンのいちご狩りは、過去最高の準備と最高の技術で最高のイチゴを
お客様にご提供する予定です。
まずは、最高のレベルの苗を確保します。
イチゴの場合は、苗の出き映えで収穫量の出来栄えが6〜7割決まります。
異常気象の時は、8〜9割が苗の出来栄えで決まります。
今年は、異常気象で収穫量が影響しない苗を作ります。
今週は、苗のポットに土(ヤシ殻)を入れる作業です。
一番大事なのは、ポットに入れて土(ヤシ殻)の硬さです。
出来るだけ硬くします。
軟らかいと、ポット受けした苗や挿し木した苗が、倒れてしまい苗の活着率が低下したり、
軟弱苗になり、病気の原因になります。
また、土の量が少ないと、すぐにポットが乾き苗が弱ったり病気になったりします。
暑い中、5万鉢のポットに土(ヤシ殻)を入れるので、ついつい疲れて軟らかい
土になってしまいます。
今年は、少し早めに作業を開始して、焦らずに休み時間を取りながらポットに土を入れて
確実に硬い土にします。
時間に追われると、いつの間にか手抜きをしてしまいます。
今日は、前段取りでトレイにカラーのポットを入れます。
さらに、ポットに詰める土(ヤシ殻)を90トレイ分先につぶして作っておきます。
写真1.ポットの色を変えて、苗取りをした品種が混ざらないようにします。
白は、あかねっ娘(ももいちご)・赤はアイベリー・ブルーは、ホワイトレディー・
紫は紅ほっぺ・ピンクは章姫。
写真2.真ん中でポットに土(ヤシ殻)を詰めます。
横にココブロックを水で溶かし、細かく土をつぶします。
朝一番の作業で、焦らなくてよいように前日に土(ヤシ殻)を細かくつぶしておきます。
写真3.細かくつぶした土(ヤシ殻)を入れた桶。
1杯の桶から10枚のトレイ(240本分)が作れます。