当館における3月7日から3月13日までのいちご狩りについて。

土曜日と日曜日は、館長のブログをお読みください。
大変申し訳ありませんが、4月5日までご予約の定員に達しましたので、
4月5日まで、ご予約をお受けできません。
 過去にないほどのイチゴの大不作の波が、じわじわと当館にも
訪れてきました。
今年のイチゴの不作は、前代未聞で半端ではありません。
本来なら、イチゴの最盛期に入る2月から3月にかけて
イチゴが収穫出来ないような状態になるのです。
この不作は、過去の常識では考えられません。
館長も1カ月以上前にある程度の不作を予測してお客様の
ご予約の人数を制限したりしてきました。
しかし、館長の予測を上回る不作で今後の対応に悩んでいます。
12月から3月8日までは、イチゴの不作と言っても
当館には、定植苗や栽培管理の良さから、イチゴの株により収穫時期が異なったりして
収穫量が2〜3割減るだけでした。
イチゴの粒は、むしろ例年より大粒でした。
3月7日から3月13日までの章姫は、例年並みの収穫量が期待できます。
館長は不作でお客様の食べる量が少なくならないように、通常よりは、広めにいちご狩りエリアを
解放するために、お客様がイチゴを食べきれずに、土日の後は大量にイチゴが余ります。
3月2日には、60Kg近くのイチゴが余ってしまいました。
今年のイチゴは全体的に甘いので、お客様の滞在時間が例年より10〜20分ぐらい
長いですね。長い方は、2時間滞在と言うお客様もおられます。
 館長が心配してきたように、ついに3月14日から4月5日頃まで、
極端なイチゴ不足に襲われそうです。
現象としては、現在の花と実の生育が良くなく不受精になったり、
大きな実(食べられる実)にならないことです。
当館において、大きな実から一挙に実が無くなると言う極端な不作は、
過去ありません。
過去に少しずつ収穫量が減ると言う現象はありました。
この常識を超えた不作の原因は、昨年の9月に涼しさと12月の異常な寒さの影響です。
館長の推定では、12月の寒さでイチゴが休眠「あかねっ娘(ももいちご)」や
半休眠状態(章姫・とちおとめ他)になったと思われます。
半休眠状態に入ったため、新葉が出てこなくなり、葉が無いため花が咲いても十分な栄養が実に
供給されなくなり、小粒になったり不受精になったりしたのでしょう。
品種的には、章姫やとちおとめなどが大きく影響を受けているようです。
勿論、あかねっ娘(ももいちご)やアイベリーも影響して、休眠して収穫出来ない
時期もありました。
 この前代未聞の不作で収入が減ると言う問題がありますが、
当館独自の問題なので今後頑張ればよい話です。
それ以上に問題なのは、既にご予約をお受けしたお客様にどのように
ご説明してご予約を解約して頂くかです。
又は、お子様が食べられるぐらいの量でご納得しれ頂くかです。
勿論、お金は頂こうと思っていおりません。
「天候による不作は、予測が難しい上不作を皆無にすることは出来ません。」
過去の例から言うと、
1.不作は理解できるが解約はさせてくれない。
2.解約自体が大きなクレームとして、生産者が責められる。
3.不作による解約の申し出をする時期も、お客様によって不満が出てしまう。
館長は、3月21日〜3月末までの収穫量とご予約のお客様の対応を
どのようにするか、目下最大の悩みで、夜も寝られない状況です。
この件については、収穫状況を見極めながら、
再度ブログに公表させていただきます。
写真1.2月28日と3月1日のいちご狩りの後に食べ残ったイチゴ。
総量60Kgありました。全てジャム用として流用しました。
写真2.3月7日〜13日の章姫。
赤くなる前の白いイチゴがあります。
例年並みの量が食べられます。
写真3.3月14日以降の章姫の花と実。
この花と実が収穫摘るレベルに生育してくれれば、不作が解消です。
館長の予測では、食べられる実になりそうにありません。

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