あかねっ娘(ももいちご)の凄さと偉大さについて。

大変申し訳ありませんが、1月31日〜12日と15日〜16日と3月9は
ご予約の定員に達しました。収穫量が増えましたら、追加ご予約をお受けします。
土・日は、館長のブログをご参考ください。
今日はあかねっ娘(ももいちご)の偉大さ・凄さについてお話します。
あかねっ娘(ももいちご)は、名前のように果肉が白くて僅かに甘い桃の香りがして、
高い糖度のイチゴです。
栽培が難しい上収量が少ないので作る人がいなくて、入手困難な幻のイチゴと
言われています。
今年のあかねっ娘(ももいちご)は、ほとんど外れがなく、お客様にお喜び
頂いています。
今シーズン、当館のあかねっ娘(ももいちご)を召し上がられたお客様は、
1500人以上おられますが、あかねっ娘(ももいちご)は、その大半のお客様に
美味しさと感動を与えています。
これも、館長が苦労を重ねて獲得したあかねっ娘(ももいちご)の栽培技術と設備の
お蔭でしょう。
館長があかねっ娘(ももいちご)の栽培を始めたのは、今から14年前でした。
その当時は、あかねっ娘(ももいちご)を栽培するためには、愛知県に
約30万円と言う高額な許諾権料を支払わないと栽培・販売が出来ませんでした。
今は、許諾権が切れて不要で、誰でも作れます。
個人で約30万円を支払うのは、大きすぎるほどの負担でした。
愛知県に許諾料を支払うと、3〜5本の親株が送られてきました。
その親株を元に、見よう見まねで苦労しながら苗を増やして栽培を開始したのを
覚えています。
栽培開始から2年目に、運よく「はなまるマーケット」のスタッフといちご姫さんの
目に止まり、あかねっ娘(ももいちご)と当館は、約7分間ほど全国放映されました。
このあかねっ娘(ももいちご)ほど、上手に作ろうと思えば思うほど落とし穴が多い
いちごはありません。
栽培当初は、失敗の連続で、3000本栽培しても、お客様に満足していただける
レベルの甘いあかねっ娘(ももいちご)は、半分ぐらいしかできませんでした。
また、12月から5月までの6か月間、お客様全てにあかねっ娘(ももいちご)を召し上がって
いただくためには、夜冷処理をして収穫時期をずらして栽培しないと出来ません。
この花芽分化の調整による収穫時期の時間差は、栽培14年目でも難しい
技術です。
最近、あかねっ娘(ももいちご)の難しさと収量の少なさ、さらにはお客様に
1個ずつ手渡す手間の問題から、あかねっ娘(ももいちご)から撤退することを
考えることがあります。
しかし、今年もお客様に感激を与え、お喜び頂ける様子を見ていると
あかねっ娘(ももいちご)の栽培を止めるわけにはいかないでしょう。
最近、あかねっ娘(ももいちご)の名声に惹かれて2〜300本栽培している
農家さんもありますが、残念ですがとてもあかねっ娘(ももいちご)と言えるには、
ほど遠いです。
あかねっ娘(ももいちご)は、高度な技術と設備が必要なので仕方がないでしょう。
お車でご来館できない客様向けに、1月11日から特急列車で行けるJR東日本の
「いちご狩り」・「石和温泉」・「富士野屋夕亭様のお食事」セットが出来ました。
写真1.美しいあかねっ娘(ももいちご)。1月までは色がオレンジ色です。
写真2.現在収穫中のあかねっ娘(ももいちご)。ヘタがそっくり返って美味しそうです。
写真3.夜冷処理をして12月から収穫したあかねっ娘(ももいちご)。
ようやく2回目の収穫が始まりそうです。
写真4.夜冷処理を遅らせて1月から収穫を開始して、収穫できる実が少なく
なってきました。

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