いちご狩りハウスのイチゴの生育状況。

いちご狩りのグルメいちご館前田。山梨県のいちご狩り天気は晴れ。 最高気温は23度。最低気温は12度。日の出5時51。日の入り17時12分。 甲府の天気予報は、こちら。中央道の道路情報は、こちら。 親株の生育状況第3弾(5月21日から6月15日まで)の動画を掲載しました。 ランナーの発生がよくわかります。次郎苗からスタートして、三郎、四郎苗が出ています。 日曜日のいちご狩りハウスは、館長の独り占めです。一日、ユックリイチゴさん達の生育状況を把握したり、来週の作業手順を決めます。 最終的に決めるのは、当日の朝です(笑い)。それだけ刻々と生育状況が変わります。 当館は9種類のイチゴを栽培すると同時に、全ての品種を短日夜冷処理と半短日夜冷処理を行い定植します。その他一部の品種は、無処理で定植します。 その管理の複雑さには、毎年苦労をします。パターン化したいのですが、その年により生育状況が異なり、なかなか画一的には管理できません。 時には、他のいちご園のように品種を減らしたり、無処理だけで定植したいと思うことがあります。 しかし、お客様のことを考えると出来ません。毎年お客様の笑顔が、当館の喜びでもあるのです。 写真1.9月13日に定植した無処理の章姫。もう何時出蕾があっても良いほど、十分に成長しています。 しかし、無処理のために何時出蕾かは、不明です。あまり株を大きくすると栄養成長になり花芽が大幅に遅れてしまいます。 いちご園では、早く定植してイチゴの株を大きくすることは、収穫が遅れるので嫌います。従って、無処理で定植する章姫は、1500株と少ないです。 無処理の章姫の出蕾で、その年の季節を確認します。今年は、暑い夏と暑い9月のために、通常10月10日〜20日頃の出蕾が11月上旬に遅れそうです。 写真2.お土産エリアの短日夜冷処理の紅ほっぺ。小さい苗は定植前に出蕾が始まっていました。現在大きい苗の出蕾が始まりました。いちご狩りエリアの紅ほっぺに比べて、株が全体的に小さいです。 写真3.9月27日に定植した短日夜冷処理のあかねっ娘(ももいちご)。短日夜冷処理の中で、あかねっ娘(ももいちご)は、花芽分化が一番遅いので、定植が一番最後になります。従って、当館の中では、一番株が小さいです。10月末の出蕾までに、株を大きくしなければなりません。 写真4.短日夜冷処理・半短日夜冷処理・無処理と3種類のパターンで定植された愛ベリー。愛ベリーは、栽培本数が少ないので収穫時期を失敗してお客様が愛ベリーを食べられないことが無いように、念には念を入れて、3パターンで定植します。出蕾は、10月末・11月上旬・11月中旬と異なります。写真4.10月1日に定植した半短日夜冷処理のあかねっ娘(ももいちご)。11月上旬の出蕾までに、時間があるので株が必要以上に大きくなり連結多芽にならないように管理します。

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