今年の夜冷処理のイチゴの花芽分化と出蕾状況。

山梨県のいちご狩り天気は、晴れ。最高気温は23度。最低気温は、13度。日の出5時55分。日の入り17時8分。  甲府の天気予報は、こちら。中央道の道路情報は、こちら。 そろそろ、イチゴの栽培管理は、秋から冬支度に入ります。今年は例年より少し寒いのが早いので、昨年より一週間早く冬支度を検討しています。 しかし、また暖かさが少し戻ってくるようなので、冬支度の時期を決めかねています。 冬支度の内容は、ハウスの温度を高くする(保温管理・暖房管理)やイチゴの収穫量を増やす炭酸ガスの使用やイチゴの成長を維持する電照管理など、基本的にイチゴの成長を良くする管理です。 あまり早く冬支度に入ると、イチゴの二番目の収穫時期を決める二番花の花芽分化が遅れて収穫時期も遅れてしまいます。 当館は、花芽分化が一番遅いあかねっ娘(ももいちご)を栽培しているので、あかねっ娘(ももいちご)の花芽分化時期が遅れないように、大変気を使います。 花芽分化と出蕾状況。1.9月7日と13日に定植した自然天候型の章姫に10月9日ころから出蕾が見られましたが、20〜30パーセントで出蕾が止まってしまいました。やはり自然天候型は、気まぐれで継続性が少ないので計画性が確保できません。2.9月19日に定植した夜冷処理の中苗の紅ほっぺは、70〜90パーセント出蕾しました。3.9月23日に定植した夜冷処理の大苗の紅ほっぺは、5パーセント出蕾して止まっていましたが、又少し出蕾が見られるようになりました。来週から本格的に出蕾するでしょう。4.9月20日に定植した夜冷処理の章姫は、定植後約一か月後に出蕾が見られました。出蕾は、21〜45パーセントです。5.9月26日に定植した普通処理の章姫は、まだ出蕾が見られないのでホットしています。来週から、少しずつ出蕾が見られるでしょう。6.9月26日頃に定植した夜冷処理のあかしゃのみつこやさちのかやアスカルビーに3〜10パーセント出蕾が見られます。7.9月28日に定植した夜冷処理のあかねっ娘(ももいちご)には、まだ出蕾が見られません。今月末に出蕾が見られるでしょう。 写真1は、ようやく綺麗に準備されたソファー。いちご狩りが始まればお客様専用になります。それまでは、館長専用です。 夜は、お風呂に入った後にこのソファーに座りイチゴさん達とお話をします。今日は、「今年の冬支度の時期について相談しました」 写真2は、親株ハウスになった紅ほっぺの実です。今年は寒さが早いので大きな美味しいイチゴになっています。孫の光咲が、喜んで食べています。 写真3は、親株ハウスの章姫の親株に大きな花が咲きました。今年は、珍しく大きな花が咲いています。

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