夏至は、大半の地域が猛暑日と真夏日に襲われました!親株の消毒(3月から7回目):6月17日。親株の生育状況(その位置)。
山梨県のいちご狩り天気は、晴れ。最高気温は35度。最低気温は、19度。日の出4時30分。日の入り19時05分。 甲府の天気予報は、こちら。中央道の道路情報は、こちら。 一年で日の出から日の入りまでが一番長い日が夏至です。この夏至が奇しくも猛暑日に襲われました。6月22日に猛暑日になったのは、観測史上最高に早いらしいですね! 東電の予測使用量は、14時〜15時で83パーセントでしたが、実績は、15時〜16時(4129万KW)で87パーセントでした。 企業や家庭の節電が実施されているらしく、昨年より使用量は、少ないそうです。 最高気温35度近くで87パーセントの使用量ですと、なんとか計画停電は避けられそうですが、皆がクーラーを使用している時期では、この数値に収まるか心配である。 計画停電について、東電のホームページで調べて、苗採り時の影響を調べました。 計画停電が実施されないことを期待します。親株の消毒(3月から7回目):6月17日実施 病害虫の発生状況1.病気で枯れた株はありません。2.うどんこ病の発生は、ありません。3.ダニとアブラムシの発生もありません。4.ヨトウムシかオオタバコガにより、イチゴの葉が食べられています。 苗採りまで、残り約12日〜24日間、病害虫が発生しないように防除します。 苗採りハウスの温度測定。天気予報で今日の最高気温が34度との予報が出たので、苗採りハウスの温度を測定しました。 A棟とB棟の苗採りハウスの温度は、34度(外は35度)。 散水により2〜3度下がりますが、苗にとって、31〜32度は、厳しい温度です。 30〜35度は、タンソ病菌にとっては、最適の温度です。 昨年のように37度になると、発根しないのでお手上げです。 C棟の苗採りハウスは、37度の高温に備えて冷房装置の使用をテストしたところ25〜26度でした。この温度であれば、活着率は急激によくなります。 節電のために、35度以上の時しか、冷房を使用しません。 苗採りは、発根して活着するまでの2週間、出来るだけ温度が30度を下回ることが望ましいです。 途中で、35度以上の高温が発生すると、活着率が激減します。 今年は、計画停電と37度の高温に備えて、苗採りを温度の低い7月4日に2週間前倒ししました。今日のような高温が無いことを祈っています。 親株の生育状況章姫の苗採りまで、残り12〜17日となりました。昨年より2週間早くランナーを伸ばし、予定通りの苗が採れそうです。その他、紅ほっぺ、かなみひめ、あかしゃのみつこ、さちのか、愛べりー、サラダイチゴ、あかねっ娘(ももいちご)、アスカルビーは、苗採りまで残り19日となりました。 あかねっ娘(ももいちご)とアスカルビーは、やや遅れ気味ですが、親株を余分に植えてあるので、問題ありません。 写真1は、右側が章姫の親株。左側があかねっ娘(ももいちご)の親株。 写真2は、あかしゃのみつこの親株。例年は苗が不足するのですが、今年は十分足りるでしょう。 写真3は、アスカルビーの親株。見て分かるように、苗が少ないです。