人体に安全な生物農薬の散布(9月から27回目);ボタニガードESを追加。

山梨県のいちご狩り天気は、晴れ。最高気温は19度。最低気温は、5度。日の出5時8分。日の入り18時22分。  甲府の天気予報は、こちら。中央道の道路情報は、こちら。ゴールデンウイークのいちご狩りは、混雑が予測されますので、ご予約はお早めに! ゴールデンウイークの前で、お客様も少ないので、午後から白州の「白州いちご館ハラ」さんを訪問した。白州方面は、ようやく東日本大震災の影響も少なくなり、ゴールデンウイークも順調に予約が入っているとのこと。同じいちご園の仲間として安心しました。 白州いちご館ハラさんからは、韮崎から中央道に入り、双葉ジャンクションから中部横断道(無料)に入り南アルプスインターで降りて、山梨環状線を使って帰りました。何とかかった時間は40分と20号線を使うより大幅に短縮されました。 困ったことに、日増しに暖かくなるにつれて、元気になるのが害虫や病気です。 館長が恐れていたスリップス(ミカンキイロアザミウマ)とチャイロホコリダニが発生しました。 チャイロホコリダニは、駆除する生物農薬がないので、イチゴの株ごと抜いて破棄します。早く見つけないといちご狩りハウス全体に広がるので大変です。 スリップス(ミカンキイロアザミウマ)は、数年前まで駆除する生物農薬がありませんでしたが、最近は「ボタニガード」や「ゴッツA」と呼ばれる微生物農薬が市販されました。 微生物が害虫の外側から中に入り、害虫の体内で増殖して害虫を死滅させます。 500ccで約7000円です。500倍で使用すると1回に3本21000円となります。 使用条件も難しく、1.2〜4時間前に水のつけて胞子を膨潤させます。2.25〜30度の温度が必要。3.湿度が70〜80パーセント必要。4.元気な害虫には微生物が侵入しにくい。5.頻繁に脱皮する害虫には効果が少ない。6.化学農薬と併用すると効果が大きい(館長には、この条件は絶対に受け入れられない。)この2項と3項を同時に満たす環境はいちご狩りハウスの中で作れません。 2回ぐらい散布しないと効果がないので、合計42000円と非常に高い生物農薬です。 今までほとんど誰も使用したことがないので、本当に効果が得られるかは疑問です。 館長は、いつも新製品に騙されるのですが(笑い)・・・・・・。 藁をもつかむつもりで、使用します。駆除できる可能性は少ないかもしれませんが、未知への挑戦です。 人体に安全な生物農薬の散布(9月から27回目)ボトピカ(うどんこ病の駆除)。粘着くん(ダニとアブラムシの駆除)、ボタニガード(ミカンキイロアザミウマの駆除)。 アブラムシやダニは、粘着くんの効果で、激減しています。チャイロホコリダニは、株ごと除去(2株)。ミカンキイロアザミウマは、2週間かけて駆除予定。オンシツコナシラミやうどんこ病の発生は、無し。 写真0は、韮崎から見た富士山です。まだまだ、雪が山頂まで残っています。 写真1は、新倉農園の田中様のご家族。東京でいちご園を営業されている新倉農園から当館の見学に来られました。田中さんは、勉強熱心でいちご狩りをしながら色々質問をされました。新倉さんも優秀な従業員がおられるので、安心ですね! 写真2は、チャイロホコリダニの株。新葉が茶色くなり丸まります。茎も錆びたような茶色になります。 写真3は、チャイロホコリダニにより実までが茶色になっています。 写真4は、館長自慢の実態顕微鏡。チャイロホコリダニは小さくて人間の目では見えません。この実態顕微鏡で100倍に拡大して調べます。 写真5は、ボタニガードES(500cc)。1本約7000円と高額です。お車を利用されないお客様に、便利でお得ないちご狩りコースが出来ました。(期間1月8日〜5月22日)JR東日本主催の”フルーツ王国 山梨 いちご狩り&温泉”の中の”石和温泉コース”をご利用されると、当館のいちご狩りと石和温泉富士野屋夕亭さんでスペシャル昼食”ホロホロ鳥のすき焼きコース”と温泉が楽しめます。 今年はB−1グランプリで優勝した「甲府鳥もつ煮」も食べれますよ!

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