いちご狩りハウスの粘着くんの手散布完了。ペンタキープのテスト散布について。
最高気温17度、最低気温14度
10月3日から開始した粘着くんの手散布一回目(害虫の駆除)が終了しました。
あかしゃのみつこは粘着くんの散布に弱いので、今日の雨を待って手散布しました。粘着くんは温度の低い時は害が有りませんが、昼間の暑い時に散布すると葉が焼けてしまいます。特に弱いのがあかしゃのみつこ、アスカルビー、愛べりーです。
昨年は粘着くんの手散布を三回(約250時間)実施しました。今年は動噴での散布回数を増やして、手散布の回数を一回(約120時間)にしたい。
当館は葉面散布として、アミノ酸系統の友果を主に使用しております。葉面から窒素系統の補給することを考えて、今シーズンは、ペンタキープ(コスモ成和アグリカルチャー株)をテスト的に使用することにしました。
ペンタキープの詳細は、こちらコスモ誠和アグリカルチャー株のホームページにてご参考ください。
期待する効果は
1.花芽分化したイチゴの株を速やかに大きな株に仕上げ大きな花を迎える。
2.イチゴが成り疲れした時に、葉面から迅速に肥料分の補給やイチゴの株の回復をはかる。
定植後の9月末と10月6日の二回散布しました。(標準施用倍率5000倍のところ、館長の勘違いで2000倍で散布してしまいました。)
写真のように今年の葉は濃いミドリ色になりました。イチゴの株も例年より生育が良さそうです。これはペンタキープの影響だと思います。倍率が2000倍のため濃すぎたので、葉が濃い緑色になりました。あまりミドリが濃いと葉が老化して長持ちしないので一週間ペンタキープの使用を停止します。20日の散布は5000倍で使用予定。
写真1は、ペンタキープで例年より生育がよさそうな、章姫の株。
葉も”全員南向け南”をしています。葉の形状も良好な舟形です。倍率が高かった分、少し古い葉がミドリ過ぎて早く老化しそうです。