生物農薬と農業用資材(農林水産省がNEW碧露、緑豊、凱亜の三点を回収命令)
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大変申し訳ありませんが、4月25日まで定員に達しました。つきましては、4月25日までご予約は、お受けできません。
病害虫の防除や殺虫剤として、化学農薬、生物農薬、農業用資材があります。
生物農薬であっても、必ず国から農薬として登録されております。農業用資材と言うのは国から農薬として登録されておりません。
最近、食の安全と安心を目指し極力化学農薬を使用しないよう努力されている農家が増えております。化学農薬の使用回数を減らすために農業用資材(殺虫効果があるもの)を使用していた農家もありました。
館長も5年前から化学農薬を使用しない栽培を目指しておりました。その時に殺虫効果のある農業用資材のニームオイルに飛びつきました。
しかし、国が化学農薬として使用を認めているものと、国が農薬として認めていない農業用資材の安全性を考えた時に、はるかに化学農薬が安全であると気がつきました。それ以来5年前より殺虫効果のある農業用資材を使用しておりませんでした。
今年の2月28日に農林水産省は農業用資材の”NEW碧露””緑豊””凱亜”の三点を回収することを発表しました。農林水産省の記事。
理由は、これらの農業用資材にピレトリンやロテノンが病害虫の防除効果を有する程度含有されていたため、無登録農薬に該当すると判断したためです。
販売業者が自主回収としております。販売メーカの販売実績から、使用農家を調べて、出荷停止や自粛を余儀なくされた農家もあると聞いております。
館長の怒りは、正直であまり知識の無い農家をだまして農業用資材を販売した会社です。
正直、館長もこの5年間、病害虫に悩まされ、何度この農業用資材に手を出そうと思ったか分かりません。しかし、会社時代に甘い話には必ず罠ががあると言うことをイヤ言うほど経験したので踏みとどまりました。
現在農林水産省は、上記3点しか発表しておりません。風の便りではニームオイルを使った農業用資材の中にも問題があるものが有ると聞いております。ニームオイルの使用には十分注意いをしてください。(メーカーに問い合わせるとか、農協で成分調査をしてもらう)。
写真は、元気に育っている親株。葉から露が出ています。元気な証拠です。館長もこの葉露を見ると嬉しくなります。