いちごの出蕾時期の日照不足は、過去最大の不作をもたらすかもしれない!

 2014年から16年までの3年間は、8月や9月の日照不足と言う異常気象でイチゴの不作が
続いていました。
今年の8月と9月は極端な日照不足がなかったので喜んでいましたが、10月に入り極端な高温と
13日からの長雨、いわゆる秋雨と言う異常気象です。
気象予報士によると、この13日からの秋雨は、最悪の場合10月末までの19日間継続する可能性示唆しています。
しかも、日照時間ゼロと太陽が1日中でないという異常さです。
秋野菜や稲などにも多大の影響が出るでしょう。
稲など刈り取りが遅れたり、自然乾燥が出来なかったりで大変です。
昨日まで元気に出ていた、葉露も今日は出ていませんね!
イチゴにとってこの時期は、定植直後でありイチゴの株の生育もまだ完全ではありません、
さらにこの時期は出蕾という人間に例えると出産を控えています。
つまり、この時期に太陽の光が無いと光合成が出来なくなりイチゴの生育や出蕾に多大の影響を及ぼします。
さらに低温と言う条件も重なっています。
その影響を推測すると
1.株が大きくならない生育不良。
2.株の生育が遅れる。
3.出蕾した蕾の生育不良(不受精花・小さな実・奇形果)
4.出蕾時期が遅れる。
5.2番花〜3番花の準備遅れや出蕾が無くなる。
6.病気の発生(うどんこ病など)
7.21日頃に導入のミツバチさんが巣箱より出て来なくなり、不受精花が多発。
8.一番怖いのは、生育パターンが崩れ、長期的な不作。
館長が一番恐れているのは、この日照不足による生育不良がこれからの半年間の出蕾時期に影響して
過去3年間のように極端なイチゴの収穫量の減少につながることです。
影響の度合いは、今年も苗の出来栄えと定植時期によるでしょう。
館長が考えている対策は
1.小まめにイチゴにとって不要なランナーや脇芽を取り、わずかな栄養を有効に使う。
2.古い葉を除去して、少ない光を元気な若い葉に与えたり、病気だ出にくくする。
3.保温や暖房を小まめに管理。
4.給液量は、日照不足にあった給液量に減らす。
5.日照不足に対応するために、日中電照をする(ヘタにすると徒長して後々困るので注意)。
以上、対策として満足なものはありませんが、生育状況を見ながら出来る限りのことをいちごさん達に
してあげようと思っています。
いずれにしても、「転ばぬ先の杖」的な考え方で10月末までの異常気象による被害を最小限に食い止めましょう!
 来週から短日夜冷処理の苗の出蕾が本格的に始まります。
短日夜冷処理の苗は、それなりに株が大きくなっており、収穫できる実が小さくなったり遅れてりと言う
現象は起きても、極端な不良にならないような気がします。
 しかし、半短日夜冷処理の苗は、まさにイチゴの株が大きくなる真っ最中であり、出蕾の形成時期のため
生育不良や遅れが、小さな株ほどもろに影響すると推測します。
半短日夜冷処理の苗の蕾を残して収穫するかの判断は、10月末の状況をみて判断します。
写真1.葉欠き前の順路2の紅ほっぺ・アスカルビー・ホワイトレディー1。ここまでは
順調に生育している。
写真2.古い葉を除去して若い元気な新葉に光が当たるようにする。株の中心迄光や風が入り
病気を出なくする。半短日夜冷処理の苗の生育や出蕾が心配。

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